読書 (2): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2010年12月19日

ビジネス選書&読書術(藤井孝一著)(後編)


1)本の内容
・第4章:読むだけじゃもったいない!
     ビジネス書活用法
・第5章:読書活用の究極のゴール!
     読書で人脈を作る
・第6章:10万人を魅了するノウハウ公開!
     読書レポートの作り方

2)この本から学んだこと
・情報の収集の仕方にはその人自身の特徴があり、
 参考すべき点もたくさんある
・読書レポートは記憶の定着だけでなく、公開する
 ことでそれを読んでくれる読者との繋がりを作る

今回は前回に引き続き藤井孝一さんの著作、『ビジネス選書&読書術』から
  2.1日1冊読める読書術
  3.読書レポートの作り方

をテーマにレビューを書いてみたいと思います。  

2.1日1冊読める読書術
本書では
  1)読む準備
   @目的を明らかにする
   A全体像を把握する
  2)読む
   @情報を収集する
   A理解する
   B自分の言葉に置き換える
   C自分の意見をもつ
  3)生かす準備
   @重要箇所を記録する
の3段階に分けて記載をしております。

ところで、みなさんはこの流れの中で、どこに注目をしますか?
私の場合は情報の収集の仕方です。
なぜなら、情報の収集の仕方は人それぞれであり、その人の読書スタイルが出る部分だからです。
また、読書の達人の情報収集の仕方は参考になる部分も多いものです。

本書を読む限り、藤井さんのスタイルは私と似ているかなを感じました。
似ている部分は「ボールペンと付箋を使いながら読む」というところです。

本を読み進めていくなかで「これは重要な箇所だな!」と思うところが必ず出てきます。
こんなときはメモをしないと記憶に残らない(後で思い出そうとしても思い出せない)ことが多いものです。
こんなときに役に立つのが”付箋”と”ボールペン”です。

藤井さんの場合は
 ・色を使い分けて重要な箇所に線を引く
 ・キーワードを括弧でくくる
ということで理解を進めるようにしております。

私は本書に線を引くことはせず、付箋にキーワードを記載することが多いです。
そして読み直したときに、思い出すようにしております。

私もそうですが、藤井さんにとってもボールペンと付箋は重要アイテムのようです。
したがって、常に切らさないように箱買いするよう心がけているとのことです。
 
3.読書レポートの作り方
本書では、読書レポートをまとめるときに以下のポイントを心がけてまとめるよう指摘をしております。
それは以下の点です。
  ・要点を明確にする
  ・対象者を明確にする
  ・構成を考える


私の場合、このブログに記事として掲載することで”読書レポート”ということでまとめております。
それ以外にもノートにマインドマップ(と本人は思っているが...多分、シンプルマッピング)にまとめることで記憶に定着されるように心がけております。

私のブログの場合、気ままに書いているため「何を書いているのか分からない?」と思われる点も多いかと思います。
著者の本書での指摘事項はある意味当たり前といえば当たり前なのですが、実際に書いてみると忘れがちな指摘事項です。
私もブログを書くときに、もう少し、上記指摘事項を意識して書けば、読者のみなさんに読みやすい記事が書けるのではないかと思い「これは自分に対する指摘かな?」と感じてしまいました。

最後に、著者の藤井さんは8年間もの間、書評のメルマガを週1度のペースで続けてきたそうです。その原動力となったのが自分の記事を読んでくれる読者がいるという”読者の存在”です。

これは書いている人にとっては同じ気持ちではないでしょうか?

私も2010年9月からこのブログを始めたのですが、アクセス数が増えるたびに非常にうれしく思いました。
正直言って「記事を書くのがめんどくさいなあ」と思ったこともありました。しかし、増えるアクセス数を見ると「読んでくれる人がいるのであれば、何らかの形で応えていきたい」と思い、続けてまいりました。(といってもまだ3ヶ月ちょいですが....)

読書の本はいくつか読んだことがあるのですが、最近の本は「読書術のテクニックに走る傾向がある」ような気がしておりました。そのような中、本書は、読書以外のメリットやメンタルに触れる部分も書かれており、非常に参考になりました。

本格的な読書法や選書に関する本を読んだことが無い方にとっては、おすすめしたい一冊です。

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2010年12月18日

ビジネス選書&読書術(藤井孝一著)(前編)


1)本の内容
・第1章:読書がもたらす大きな力
・第2章:本の洪水で漂流しない達人選書術
・第3章:1日1冊読める!読書術

2)この本から学んだこと
・良い本を選ぶにはポイントがある
 1)タイトル/サブタイトル
 2)帯
 3)はじめに
 4)目次
 5)あとがき

 今回は藤井孝一さんの著作、『ビジネス選書&読書術』を取り上げます。

 その前に藤井さんの経歴について。

 藤井さんは株式会社アンテレクトの代表取締役社長として活躍されております。
 このアンテレクトという会社は起業人をサポートするというユニークな会社です。
 ”週末起業フォーラム”や”銀座コーチングスクール”を運営しております。
 (ちなみに、私は”銀座コーチングスクール”の体験授業を受けたのですが、正規の授業申し込みはまだです。。。。)

 さて、本書『ビジネス選書&読書術』ですが、私は読んでみて、以下のところがポイントかなと思いました。

 1.良書を選び抜く選書術
 2.1日1冊読める読書術
 3.読書レポートの作り方


今回は”1.良書を選び抜く選書術”についてレビューを書きたいと思います。

1.良書を選び抜く選書術
 本書でポイントにあげているのは表紙のデザインです。なぜかというと表紙のデザインに力を入れている本は、少なくとも出版社が力を入れている一押しの本だからです。
 私はこれを見て「なるほどな〜」と思いました。
 表紙を見ると
  ・サブタイトルにどのようなタイトルが付けられているのか?
   (サブタイトルで「どのような意図で書かれてた本かが分かる)
  ・帯のコメントに誰がどのようなことを書いているのか?
   (帯のコメントが本の概要を表している)
 といったように、表紙から得られる情報は多いものです。

 また、「はじめに」「目次」「あとがき」も重要なポイントとしてあげております。
 「はじめに」には書籍のエッセンスが詰まっており、本の内容を知る手がかりを得ることができると書かれております。
 それと、「あとがき」には本の出来具合いを見抜く、重要なヒントが隠れている場合があると書かれております。
 私も本を選ぶときのポイントとして「はじめに」「あとがき」を見て選びます。本の内容のエッセンスが詰まっており、また、著者の本音が見え隠れする部分でもあるからです。そして「目次」は全体を俯瞰しているため、どのような内容が書かれているかを知る手がかりを得ることができます。

 本書もそうですが、読書に関する本を読むと「本を読むポイントというのは共通なのかな?」という気がしてなりません。本書でも書かれていることではありますが、特に「表紙」「はじめに」「あとがき」を見ると、本の出来・不出来がある程度判別できるのかな?という気がしております。

 次回は 
  2.1日1冊読める読書術
  3.読書レポートの作り方
について書きたいと思います。

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2010年09月25日

本を読む本(M.J.アドラー/C.V.ドーレン著)



本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

  • 作者: J・モ−ティマ−・アドラ−
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/10/09
  • メディア: 文庫



1)本の内容
・読書の意味
・分析読書−読書の第二レベル−
・文学の読み方
・読書の最終レベル

2)この本から学んだこと
・読書レベルには以下のものがある
 @第一レベル:初級読書(読み書きの習得)
 A第二レベル:点検読書(拾い読み)
 B第三レベル:分析読書(分類、質問、命題の把握)
 C第四レベル:シントピカル読書(比較読書)
・”シントピカル読書”を習得すると「はっきりと書かれていない命題」を
 自分で発見し、比較分析ができるようになる(これが難しい!!)
・良い本は系統だてられており、部分もきちんと組織だてられている
・読書は本当に奥が深い!!(達人はどんなレベルだろうか?)

久しぶりに歯ごたえがある(というか”難しい”)と思える本に出合いました。
そして「読書の奥深さ」を感じました。

今回紹介する”本を読む本”は、1940年にアメリカで初版が出版された、いわば”本の読み方の古典”というべき本です。
そして、各国で翻訳され、読み継がれてまいりました。
日本でも、読書に関するさまざまな本の参考図書として紹介されてまいりました。
以前紹介した”フォーカス・リーディング”や”READING HACKS!”でも参考図書として登場しております。

私も今回初めて読みました。

内容ですが、基本的に本を読む方法や心構えを説いた本です。
そして、「読書の知識は実践を通して生かしていく」こと説いております。

本書では、読むレベルとしては上記に記載したとおり4段階に分かれていると説いております。
そして、この最上位に位置するのが”シントピカル読書”です。
この”シントピカル読書”は”比較読書法”と言い換えることができると著者は言っております。
もう少し分かりやすく言うと、「ひとつの命題について、一冊だけでなく、何冊もの本を関連付けて読むこと」ということです。
しかし、この「関連付けて読む」ということは”単に何冊もの本を読んで比較するということではない”ということではなく、”同一主題に対して何冊もの本を読む”ということです。

私は”同一主題”という言葉に「どういうことだろう」という疑問を持ちました。
本書に書いている説明では抽象的であり、ピンとこなかったからです。

私は、本書に書かれている”点検読書”や”分析読書”は比較的実践しているだろうと思っております。なぜなら、他のノウハウ本でも紹介されている読書法であり、それを参考にしながら実践しているからです。

しかし、ここで説いている”シントピカル読書”とは、今まで読んだ読書の本で具体的に書かれている本にめぐり合ったことがありません。(今まで読んだ中では、”READING HACKS!”で触れられている程度です)

最近のビジネス書は比較的内容が軽く、読みやすいものが多いです。そして、そのような慣れ親しんでいると、いざ歯ごたえのある本に出会うと歯がたたなくなるということを思い知らされました。そして、このような”長く語り継がれている著書”を読んで腹に落ちなかったということは、「自分の読書レベルもまだまだなんだな」ということを感じました。

このような本を理解し、相互比較をしながら「見えない主題が見えるようになる」と著書で述べられているレベルというのは「本当の達人級なんだろう」と。

意図をとらえることの難しさ”を感じることで読書の奥深さを感じました。
いつか、このような奥の深い本を読みこなせるようになりたいものです。


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タグ:読書
posted by まなたけ(@manatake_o) at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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