U25 SURVIVAL MANUAL SERIES (3): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2012年09月10日

【マインドマップ付き】あるものはそのままで、大丈夫!そこに、強みを足していく!『自分の強みをつくる』(伊藤春香(はあちゅう)著)




自分の強みをつくるを読んでみました。

2012年8月25日、ディスカヴァー・トゥエンティワン社から発刊された『U25 SURVIVAL MANUAL SERIES』!先日紹介した『もっと自由に働きたい』に引き続き、今回は自分の強みをつくるをご紹介いたします。


本書のご紹介に当たって、今回は、【本書のポイント】【感想】【マインドマップ】【関連書籍】の構成で書いていきたいと思います。


【本書のポイント】

本書のポイントを以下に記述します。


■キャラクターをつくる

 自分の強みがわからない。本当に自分のやりたいことがわからない。
 この漠然とした不安は、就職活動時、そして社会に出てからも、常に自分自身につきまとうものだと思います。
(中略)
 自分の強みがわからない。本当に自分のやりたいことがわからない。私もそう思っていました。
 でも今は、探してもわからないから、なりたい自分をつくって、演じています。
 そして、キャラクターを確立して、それを強みにする。
 そう、強みを自分でつくっているのです。

 強みは、自分の一つの要素ではなく、さまざまな要素を掛け合わせてできるもの。
 自分のキャラクターを持ち、小さくても実績ができれば、ある程度流されつつも「自分の仕事」をつくっていける。そのキャラに合った仕事が舞い込むようになります。たとえどんな場所に所属しようとも。ちょっと偉そうですが、そんなふうに思います。
(本書より P4〜P8)



■キャラクターを演じることを自ら選ぶ

 キャラクターになりきるといっても、自分を押し殺して、「役割」にあてはめるということではありません。それでは、自分の強みどころか、自分にとっても相手にとっても、あなたが何者なのかそれこそわからなくなってしまう。
 そうならないために、常に、「今このキャラを演じることを自ら選んでいる」ことを自覚すること。「今この態度・発言は、目の前にいる人に見せたい自分なの?」と自問自答する。
 それが私のいう「なりたい自分を演じる」ことなんです。
 つまり、キャラクターとは相手の中に存在する自分のイメージでもあるわけです。
(本書より P30〜P31)



■妄想力は必須科目

 くだらないと思うようなことが、案外自分が心から求めていることだったりするので、漏れがないように、しっかりと妄想するのです。
 実は、この妄想の裏には、自分の欲しい「感情」のヒントが隠れているんです。
(中略)
 こうやって、自分はどんな感情を手に入れたいかを把握することは、とっても大事。例えば最悪、パートナーが手に入らなかったとしても、「安心」と「愛」があれば自分が満たされるとわかっていれば、他の方法でそれを手に入れることを考えればいい。
 欲しい感情を満たすことを考えれば、自分ではどうにもならない事柄や物理的に無理な事柄、あるいは物質的、表面的なものが手に入らなくても、思い悩むこともなく、幸せを感じられます。
 ですから、縛られずに妄想力を働かせてしっかり書き込んでいってください。
 いやあ、妄想力って、ホント、重要。
 この本の中では必須科目です!
(本書より P58〜P59)



■究極の自由は「選択の自由」

 私たちは、会社員であることをもっと誇りに思ってもいいと思う。
 社畜上等。とことん会社人生を楽しもうじゃないか諸君。
 そんな勢いで、会社員に乾杯!会社に向かって万歳三唱!!
 と、会社大好きな私ですが、会社に依存しているわけではありません。
 この変化の激しい世の中で、自分が属している会社がいつまでも存続している保証はどこにもないので、危機感とは常に隣り合わせです。
 それは、大企業(広告)に2年半在籍した後、ベンチャー企業(メディア)に転職していますが、どちらにいてもその意識は変わりません。
(中略)
 それでも、会社員として働くことは、楽しい。
 そう思えるのは、きっと会社で働くことを自分で選んでいるから。
 私は究極の自由というのは選択の自由だと思っています。お金のために働くのではなく、お金はあるけど(たとえ宝くじで一億円あたったとしても!)、働くことを選ぶ、とか。フリーランスという選択肢もあるけど、会社員であることを選ぶ、とか。
 「どんなポジションをとることもできるけれど、好きで今の道を選んでいる」と常に意識しています。
(本書より P119〜P121)



■弱い自分を受け入れる

 強い自分をつくることは、弱い自分を受け入れることからはじまります。強い自分を演じることができるなら、弱い自分がいてもいい。
 ダメな人とダメじゃない人がいるんじゃなくて、一人の人間の中にダメな部分とダメじゃない部分がある。
 ダメな自分は受け入れて、ダメじゃない自分を外に出していけばいいんです。
 強くなることは、弱い自分を受け入れることでもあります。弱さを受け入れると強さが磨かれる、鍛えられる!

 今の自分が完璧じゃなくても、それすら他の人に勇気を与えることがあるかもしれません。自分でダメな部分にスポットライトをあてて、全てに二の足を踏んでいたら、いつまでたっても今いる場所からぬけだせない。完璧じゃなくても、すべてがそろっていなくても、走りだせます。「完璧じゃないのが普通」くらいの厚かましさをもって、日々生きていく。それでいいじゃない。
(本書より P154〜P155)



【感想】

はあちゅうさんのことを知ったのは、実はつい最近です(ただし、本書の発刊前)。それまでは全くしりませんでした....失礼orz

きっかけはジョン・キムさんfacebookのウォール!
はあちゅうさんが書いたジョン・キムさんの著書媚びない人生の紹介記事をジョン・キムさんが自身のfacebookのウォールで紹介していたので、それを拝見したのがきっかけでした。それ以来、はあちゅうさんのブログをときどき拝見しております。

●伊藤春香オフィシャルブログ「はあちゅう主義。」
http://ameblo.jp/haruka-ito/

はあちゅうさんのブログには、「明るく元気でポシティブな」はあちゅうさんのキャラクターが全開!本書『自分の強みをつくる』もブログと同様に、はあちゅうさんのキャラクターが全開で書かれている文章で、自分の強みが分からないと思っている人へ「なりたい自分になっちゃえ!」とメッセージを送っているのがを印象的です。

妄想力で「なりたい自分」を妄想し、ブログを武器に行動しキャラを確立、強みとしてきたはあちゅうさん!だが、はあちゅう以前は「キラキラしている人はみんな特別な存在」と思っていたそうです。そんな彼女も行動を起こしてブログを書き始め、ブログの書籍化で音を立てて変わっていった彼女の人生。その中で分かったことがあったそうです。

 羨ましいと思われたことなんてない私なのに、なぜか「いいな」と言われる経験をした。
 数ケ月で、人生はあっという間に変わるということを思い知った。
 そして、周りからの見方が変わっても、自分の本質は変わらないことも知った。
 そのときに私から見て憧れだった人たちも、実は自分と同じように葛藤を持って生きている生身の人間だ
ということがやっとわかり、「ああ、人間ってなんかいいな。人間らしくて」となんだかこれまで勝手に不条理だと感じていたことも全て、受け入れられる気がした。
(中略)
 実はみんな恐る恐る生きているんです。
 どんなすごい人だって、中身はあなたと同じ。

 そのことが伝えたくてこの本を書きました。
(本書より PP165〜P166)


そんな彼女が書いた本書のキーワードは「キャラをつくる」
しかしそれは「自分を偽って役を演じるということ」ではありません。
むしろ、「心のどこかで憧れているものを見つけ出し、それを少しずつ”自分のキャラ”として取り入れ、進化させ、強みとする」ということ、言い換えると、それは「”素の自分”に”なりたい要素”を足していき、自己を成長させていこう」ということだと思います。

そういう意味で、本書を読んで一番印象に残り、かつ、著者のはあちゅうさんが本書を通して伝えたかったことを端的に表した文章と思ったのが以下の文章でした。

 あるものはそのままで、大丈夫。
 この「あるものはそのまま」というルールは、どんな人にだって適用する共通のルールなのです。
 そこに、強みを足していく。そして強みさえあれば、どんな舞台だって、堂々としていられるはず。
(本書より PP167〜P168)


この文章のなかで特に印象に残った言葉が「あるものはそのままで、大丈夫」「そこに、強みを足していく」!この2つの言葉を組み合わせ、本記事のタイトルにしました。

なりたい自分を目指して強みをつくってきたはあちゅうさんが書いた本書には「次へのステップにつながるヒント」がてんこ盛りだと思いますよ!


【マインドマップ】

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
なお、スマホでは綺麗に表示できないかもしれませんが、ご勘弁を(^^;)
自分の強みをつくる.html

そして、スマホの方は以下のリンクをクリック!マインドマップの内容を階層構造で表しました。
自分の強みをつくる.mm.html


【関連書籍】





自分の強みをつくる

1)本書の内容
 LESSON 0 自分の人生を演出する
 LESSON 1 キャラクターをつくる
 LESSON 2 キャラクターを磨く
 LESSON 3 キャラクターを生かす

2)本書から学んだこと
 ・キャラクターをつくってなりたい自分になる!
 ・キャラクターをつくることは「役に当てはめる」ということではない!
 ・ありのままの自分に強みを加える!



ブログランキングに参加しております。よろしかったらクリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
そして「よい記事!」と思ってくださった方は、下の【Twitterでつぶやく】【facebook いいね!】【はてなブックマーク】等のボタンのクリックをお願いいたします!
posted by まなたけ(@manatake_o) at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | U25 SURVIVAL MANUAL SERIES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月03日

【マインドマップ付き】「とことん正直に生きる」ためには、時には「逃げる」ことも必要では?『もっと自由に働きたい』(家入一真著)



もっと自由に働きたいを読んでみました。

2012年8月25日、ディスカヴァー・トゥエンティワン社からこれまでにない斬新な新しいシリーズが発刊されました。その名は『U25 SURVIVAL MANUAL SERIES』!その斬新な装丁や編集に私は発売と同時に2冊とも買ってしまいました。その中で今回はもっと自由に働きたいをご紹介いたします。


本書のご紹介に当たって、今回は、【本書のポイント】【感想】【マインドマップ】【関連書籍】の構成で書いていきたいと思います。


【本書のポイント】

本書のポイントを以下に記述します。


■逃げははじまり

 どんな困難にも立ち向かうことがよしとされる世の中で、僕は、真逆の方向に全速力で逃げてきた。
 思いっきり逃げて、その自分を認め、そこからなんとかしなきゃと奮い立って動き、違うと思ったらまた、逃げる。
 実は、一つの側面から見た「逃げた」という事実は、もう一つの側面から見たら「立ち向かっている」とも言える。
 もし、あなたがどうしても会社に行きたくないとか、現状が辛くて変えたいと思っているのなら、まずは逃げ出すことからはじめてみてもいい、と僕は思う。
 プレッシャーや責任に押しつぶされて心をすり減らし、動けなくなってしまうくらいなら、現状を嘆いて何もしないくらいなら、全速力で逃げてしまえ。
 逃げることは実は、自分のいきたい方向に進む第一歩だから。
(本書より P63〜P64)



■自分の頭で考え抜け!

 今、目の前に漠然とでも「やってみたいこと」があるのなら、今すぐ動き出すことをおすすめする。どんなにささやかなことでも、逆に大きすぎて実現が難しいことでも、「やりたかった」で終わらせることほどもったいないことはない。
 会社の仕事で手いっぱい。やるべきことが多すぎる。時間がない。貯蓄がない。そこまでしてやりたいことなのか、覚悟もない。
 できない理由はいくらでも思い浮かぶ。
 個々の事情はあると思うけど、必要以上に身構えてできない理由を自分でつくってしまってはないだろうか。なぜできないのか、できないならどうするか。
 今の働き方や仕事に不満や疑問、将来に漠然とした不安を抱いているなら、一度じっくりと考えてみるのも悪くない。
 いきなり会社をやめる必要はない。会社に勤めることがやりたいことかもしれないし、やりたいことは会社にいながらできることかもしれない。組織に所属していることを強みに、やりたいことを実現してもいい。一人でやっていける力がついたら独立したっていい。
 こんな僕でも社長になれたんだから、いくらでも選択肢も方法もある。
 頭ごなしに否定する大人たちや社会の一般常識は一旦脇において、自分の頭で考えて、考えて、考え抜く。
 それがはじめの第一歩。
(本書より P68〜P69)



■回遊魚のように

 どんどん動き回る。どんどん自ら飛び込んでいく。
今は会いたいと思った人には会いにいけるし、やりたいと思ったことはできる、いい時代。天才なんてほんの一握りしかいなくて、結果を出している人とそうでない人の違いは結局どれだけ動いたかによる。人より頭一つ出ているような人たちはみんなひたすら動いている。泳ぐのをやめたら死んでしまう回遊魚のように。
(中略)
 どんどん動いて、どんどん刺激を受けて、どんどん吸収する。一人になるのは、飽和状態になってからでも遅くない。
 一部の天才を除いて、僕らはただひたすら動くしかない。
(本書より P136〜P137)



■ひきこもる

 動き回って人と会って吸収したあとは、それを消化して自分の中に取り入れていかなくちゃ。僕はよく1週間人に会い続けたあとに、1週間誰とも会わずにひきこもる。
 このひきこもりモードのときは、あらゆるものをシャットダウンして自分と向き合う。
 僕みたいに1週間ずつは極端かもしれないが、自分が飽和状態になったのなら、自分の中で咀嚼して落とし込んでいく作業が必要だ。人と会いすぎてしまうと、結局自分が何をしたいのかわからなくなってしまうから。
 冷静に、客観的に、自分と向き合う時間を持つ。
 人や情報が溢れ、いつどこにいても何でも手に入るし、いつ誰ともつながれる今だからこそ、自分一人の時間をあえて持つことが大事。

(本書より P138)



■この本で伝えたかったこと

 僕のサバイバル・マニュアルは、他の人たちのものに比べると、漠然としているかもしれない。僕自身のありにままの姿を書いたものだから。戦術的には、こんな戦士もいますけどどうですか、という安心マニュアルになればいいかなと思っている。(笑)
 僕がこの本で伝えたかったことは、逃げてもいい=腐ってもいいということではない。プレッシャーに押しつぶされて動けなくなるくらいなら、死にたいなんて思うくらいなら、逃げ出せばいい。でもそれは、腐ることじゃない。一般的なやり方に自分をはめて、気持ち悪さの中で我慢をしたり、自分を捨てたりするのではなく、「逃げるという戦法」をとる。そこから新しい道が拓けるなら、それはかっこ悪いことでもダメなことでもない。逃げ出すことからはじめるんだ。変なプライドや常識を捨てることで自分を殺さず、腐らせずにサバイブする。
 とことん正直に生きる。

(本書より P167〜P168)


もっと自由にはたらきたい 巻末.JPG


【感想】

本書の著者は家入一真さん。レンタルサーバ『ロリポップ』やブログサイト『JUGEM』などのIT関連サービスを提供している株式会社paperboy&co.の創業者です。ただ、私の中では「Web本棚サービス『ブクログ』の開発者」の印象が強い方です。

本書『もっと自由に働きたい』を読んでいくと、「逃げる」という言葉がキーワードの一つとして浮かび上がってまいります。通常、「逃げる」という言葉は否定的な意味に取られます。家入さんも当時は「実際に嫌だったから逃げてきた」のかもしれません。ただ、本書全体を通して読むと「逃げる=別の道を選ぶ」という意味で捉えることができます。

ただ「逃げる」だけでは先に進むことはできない。そのため「ひきこもる」という行為につながる。この「ひきこもる」という言葉もマイナスのイメージがある言葉ですが、本書では「ひきこもる=自分と向き合う」という意味で捉えることができます。

家入さんは自己の人生を振り返りながら「自分は逃げて、そしてひきこもりの生き方をしてきた」と本書の中で述べております。いろいろと「逃げたい」気持ちになった出来事と出会い、「逃げてきた」ことも多かったかもしれません。しかし、「自分と向き合っていく」なかで自分の進みたい方向性を見つけて動いてきたのだと思います。本書の中に「逃げていい=腐っていいということではない」とありますが、それは「自分を生きろ=自分を見失うな」と言いたかったのではないか?そして「自分と向き合いながら自分の奥にある気持ちを感じ取り、考え抜いて生きて行け!」ということを、等身大の言葉で伝えたかったのではないかと思うのです。

そんな家入さんのメッセージをU25世代にに効果的に伝えるために編集にも工夫が凝らしております。マンガの吹き出しを多用に用いているのも、「このメッセージをU25世代に効果的に伝えるには?」という編集者の思いが形となって表れております。U25世代にも、著者のメッセージがスッと入っていくのではないでしょうか?

自己の経験を振り返りながら等身大の言葉で語ったメッセージと、それを効果的に伝えようとしている編集がかみ合った本書!なかなか面白い本ですよ!


【マインドマップ】

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
なお、スマホでは綺麗に表示できないかもしれませんが、ご勘弁を(^^;)
もっと自由に働きたい.html

そして、スマホの方は以下のリンクをクリック!マインドマップの内容を階層構造で表しました。
もっと自由に働きたい.mm.html


【関連書籍】





もっと自由に働きたい

1)本書の内容
 STAGE1 常識を疑って、逆いっちゃえば?
 STAGE2 逃げ出しちゃえば?
 STAGE3 起業しちゃえば?
 STAGE4 悪ふざけしちゃえば?

2)本書から学んだこと
 ・ときには「逃げるという戦法」をとってもいいのでは?
 ・だが、「逃げてもいい=腐ってもいい」ということではない!
 ・ときには「ひきこもって」自分と向き合う時間を持つことが必要!



ブログランキングに参加しております。よろしかったらクリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
そして「よい記事!」と思ってくださった方は、下の【Twitterでつぶやく】【facebook いいね!】【はてなブックマーク】等のボタンのクリックをお願いいたします!
posted by まなたけ(@manatake_o) at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | U25 SURVIVAL MANUAL SERIES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。