自己啓発 (3): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2013年07月05日

成功者とのインタビューで得た「知見」の集積!『成功者3000人の言葉』(上阪徹著)



本書成功者3000人の言葉は、著者の知見が溢れる本だ!

著者の上阪徹さんは凄腕ライターとしても有名な方である。取材でお会いした成功者の方は20年で3000人以上!単純計算でも2〜3日に1人は取材で成功者とお会いしていることになる。その秘訣はどこにあるのだろうか?上阪さんは言う。「フリーランスのライターとして長きにわたってやってこれた最大の理由は、こうして取材で得た気づきのおかげだったのではないか、思ったことは一度や二度ではありません」(本書より P4)と!そして、次のようにも言っている。「もしかしたらそこには、成功の本質ともいうべきもの、あるいは成功の要蹄が潜んでいるのではないか、と私が思うようになりました」と!取材を通して「気づき」を得て、その「気づき」が次の取材に生かされる!その好循環が大きな知見となり、それが「知見の集積」という形で一冊の本となっている。

では、本書で語られている成功者の言葉とはどのようなものか?その一部を以下に記載したい。


「絶対という言葉を使う人間を信用しない」と語ったベンチャー経営者!
「今、世の中で大きな声で言われていることと、真反対のことをせよ」と語った成功者!
「誰かの役に立つことを仕事と言う」と語った経営者!
「アイデアは会話から出てくるんですよ」と語ったアーティスト!
「ないものを数えるのではなく、あるものを数えよ」と語った作家!
etc....

ハッとさせる言葉が並んでいる。

先に書いたような成功者の言葉に著者が感じた「成功の本質、成功の要蹄」が、本書には「世の中」「毎日」「仕事」「幸運」「不安」「人」「人生」「幸福」と8つにカテゴライズされ、「99の基本」という形で掲載されている。そして、各項目の最後に著者から読者への問いかけがある。「成功が目的になっていませんか?」というように......それは「読者に気づきを与えるための質問」のように思う。

そんな本書に書かれている言葉の中で一番印象に残ったのが本書の最後に書かれている以下の言葉である。

上を向かない人生はうまくいかない可能性が高い、ということです。(本書より P229)


「自らを成長させようとする意識を持つこと」は「正しいこと」と著者は言う。有名なマズローの「欲求5段階説」では、最後の欲求として「自己実現の欲求」があるが、この欲求があるからこそ、人は「自らを成長させようとする意識を持つ」のではないかと思う。そして、それゆえに人は自らの成長を感じることに喜びや達成感を感じるのだと思う。

読書とは「著者との知見の共有」である。そして、読書で得た知見が実生活のなかで体験を通じて実感し、自らの知見を深めることはよくあることだ。成功者3000人とのインタビューを通じて得た著者の知見の共有により、実生活での成長につながるのヒントになるのではなかろうか?

繰り返しになるが、そんな「知見」に溢れた本である。


【心に残ったメッセージ】


■勝負は日常が決める

 特別なときには、日常とは違う自分を出せばいい、と考えている人がいます。でも、実際はそんなことはできません。特別なときにも、結局出てきてしまうのは、いつもの自分だからです。
 だから、特別なときではなく、日常をこそ大事にしている。そう語っていた成功者は少なくありませんでした。
 規則正しい生活を送る。礼儀正しい態度を心がける。相手を気づかい、相手の立場を常に想像する。寛容の精神を持ち、広い心で物事を眺める。時間を守る。いつも感謝の気持ちを持つ・・・・・・。それこそ小学校で教えるような基本的なことです。
 しかも、家族の前でも、友人の前でも、他人の前でも、顧客の前でも態度は変わらない。
 しかし、こうした基本をしっかりしようと意識している人が、実は驚くほど少ないのだ、と成功者は口を揃えます。
 もし自分を変えたい、自分を変えようと考えるなら、日常から変える必要があります。日常にこそ、すべては宿っている。日常と違う自分を出そうとしても、知らず知らずのうちに、日常の自分が出てきてしまうのです。
 ―日頃の自分がいつも出ている、と知っていますか?
(本書より P40〜P41)



■誰かのために仕事をすれば、結果は変わる

 思えば私自身が、20代は働くことのなんたるかが、
 まったくわかっていませんでした。思いだけはギラギラして、いわゆる社会的な成功や、お金を稼ぐことに対して強い憧れを持っていました。
(中略)
 20代だった私は、実績を挙げ、評価を得て、少しでも成功に近づきたいと、ガムシャラに働きました。例えば、社内の広告賞表彰で上位を狙う。ところが、頑張っても頑張っても、思うような結果は出せませんでした。
 今になって、その理由がわかる気がします。私は、とにかく賞を狙おうと仕事をしていたのだと思います。自分のために働いていた。それが、評価する側に伝わってしまっていた。極めて身勝手な動機が、仕事に出てしまっていた。
 その後フリーになって、思いがけない経験をすることになります。仕事は広告から編集系の記事に移っていましたが、次々に賞をもらうことになったのです。
 いったい何が変わったのか。これこそが「誰のために仕事をしていたか」でした。私は自分のためではなく、読者のために仕事をしていました。読者にとって、いかに役立つ面白い原稿を作れるか。とにかくそれを意識する。だから、評価を受けられたのだと思うのです。
 以後、私は幸運な仕事に次々と出会うことになります。自分でも思ってもみなかったキャリアを切り開いていくことになるのです。
 ―自分のために仕事をしていませんか?
(本書より P64〜P65)



■“夢”と“志”は違う

 自分のために仕事と誰かのための仕事。これがどう違うのか、極めてよくわかる対談の場に、私は居合わせたことがあります。
 ひとりは今や世界的に知られる日本の経営者。もうひとりは、彼を若い頃から知る恩師の元大学教授。
 二十数年前、当時から有名だったこの教授のもとに、無名時代の経営者はよく出入りをしていたそうです。そして、さまざまな教えを乞うた。中でも最も鮮烈に覚えている話がある、と経営者は語り始めました。こう言われたのだ、と。
 「君は“夢”と“志”の違いを知っているか。“夢”というのは、漠然とした個人の願望。ピアノを買いたい、車を買いたい、家を買いたいというのは、みんな夢だ。
 でも、そんな個人の願望をはるかに超えて、多くの人々の願望、夢を叶えてやろうじゃないかという気持ちを“志”と言う。だから、志と夢では、まったく次元が違う。夢を追う程度の男になってはいかん。志を高く持て
 当時20代で駆け出しの経営者だった彼にとって、この話は衝撃的だったと言います。以来、ベンチャー企業を大成功させ、が今なお人々が驚く積極果敢なチャレンジを続けています。
(中略)
 志を持つ利点は、仕事をする目的に迷ったら原点に戻っていけることです。もし、お金やモノが目的なら、それを得た瞬間に立ち戻る場所はなくなってしまう。誘惑に負けてしまいかねない。
 そして志は、人を、さらに仕事を惹きつけてくれます。いったい誰が個人の夢の実現のために頑張ってくれるでしょうか。共感した志があるからこそ、部下も仕事仲間も、ついてきてくれるのです。
 ―どう自分は社会に貢献するか、志を持っていますか?
(本書より P67〜P68)



■“スキル”より“マインド”

 経営者にインタビューするとき、いつも楽しみにしている質問があります。部下を昇進させる、あるいは抜擢するときには、どんなところを一番、みるのですか、と。
 会社員からすれば、社長や上司がどんなところを評価するのか、知っておきたいはずです。また、私自身はフリーランスですが、組織が人材をどう見ているのか、とても関心があります。
 当初は、「実績」という答えが、最も多いだろうと思っていました。あるいは「能力」「将来性」などなど。
 ところが実際には違っていました。
 多くの経営者が挙げていたのが、「人間性」でした。成果主義、実力主義の印象の強い外資系企業ですら、トップがこう言っていたのです。
(中略)
 仕事に必要なものを“スキル”と“マインド”に分けて解説してくれたコンサルタントがいました。多くの人はスキルを強く意識するが、実はスキルだけでは限界がある。大切なのは、マインドも同時に強化していくことだ、と。
 マインドとは、人間性であり、人としての寛容さや豊かさであり、教養や文科性、感性や五感といったもの。経営トップはそうしたマインドも重視したいのです。
 ところが、スキルばかり磨こうとしている人が多い。気づいてほしいギャップです。
 ―マインドを鍛えていますか?
(本書より P96〜P97)



■人生には答えはない。いろんな人生があっていい

 人生は、人それぞれ、でいいはずなのです。身近な人に捧げる人生があっていい。ささやかな成功を求め続ける人生があっていい。身の丈に合った喜びを追い求める人生があっていい。大事なことはそれを認識し、納得し、望むということ。
 なぜなら、だれもが同じ人生や目標を持つ必要など、まるでないから。いろいろな人がいて、いろいろな人生があっていいから。世の中にはいろいろな”役割”が必要だから。先にも書いたように、人生には答えはないのです。
 ただし、ひとつだけ重要なことがありまs。
 それは、上を向かない人生はうまくいかない可能性が高い、ということです。
 人間として成長しなくていい、という選択は生き物としてないと私は思っています。ダラダラとラクをして生きられる方法もない。それは、正しくないから。誰からも必要とされないから。社会の役に立てないから。
 逆にいえば、少しでもいいから自分を成長させようという意識を持ち、上を向いて、目の前のことに一生懸命に、誠実に、社会のために、誰かのために生きようとするだけで、必ずいつか報いは来ると思っています。それは、正しいことだから。
 そしてそんなところにこそ、大きな充実間が、そして幸せ感が、潜んでいるのではないかと思うのです。
(本書より P228〜P229)



【関連書籍】



成功者3000人の言葉

1)本書の内容
 
 第1章 世の中と、どう向き合うか
 第2章 毎日をどう過ごすか
 第3章 仕事を、どう捉えるか
 第4章 運をどうつかむか 
 第5章 苦しいとき、不安なときにどうするか
 第6章 人と、どう付き合うか 
 第7章 人生をどう見つめるか
 第8章 幸福をどう定義するか

2)本書から学んだこと
 ・人生には答えはない!
 ・少しでもいいから自分を成長させる意識を持つ!
 ・読書は「著者との知見の共有」である!



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2013年06月10日

【マインドマップ付き】「忙しいパパ」に向けた、家族がハッピーになるための本!『仕事も家事も育児もうまくいく! 「働くパパ」の時間術』(栗田正行著)



「働くパパ」は一般的に忙しい。特に小さなお子様をお持ちのパパは年齢的に会社の中で責任のある役割を任されるようになっていく。そのため、残業の日々を過ごし、家庭や育児・自己投資にかける時間がほとんどないとお悩みの方も多いのではないか?そんなパパのために仕事と家庭と自己投資、すべてをがんばるために書かれた本が本書仕事も家事も育児もうまくいく! 「働くパパ」の時間術である。

著者の栗田正行さんは高校の教員をしながら、育児、そして自己投資にがんばる2児のパパである。また、『マロン先生の奮闘日記ブログ』を書いている人気ブロガーでもある。そんな著者が時間術に着目したキッカケは子どもが生まれたことであるという。先の繰り返しになるが、一般的に小さなお子様をお持ちのパパは年齢的にも責任のある役割をこなさなければならなくなる。流されるままに仕事をしていったら、自由に使う時間が少なくなる。著者は本書の中で「子どもが生まれたことをキッカケに時間術に着目した」と述べているが、そこには「育児にも自己投資にも使える時間をどのように生み出すか?」という葛藤があったものと推察する。

一般的に「時間術」というカテゴリに含まれる本は「いかに仕事を効率よくこなすか?そのために必要な道具やノウハウは何か?」という観点で書かれている本が多い。もちろん本書も「いかに効率よく時間を使うか?」についても述べられている。だが、本書は単に「時間術」に留まらず、そこから派生して「家事・育児の方法」、「ママとのコミュニケーション」、「自己投資術」についても述べられている。そこには著者の「ママや子どもとのコミュニケーションを大事にしながら、良きパパとして家族みんながハッピーになるよう、そして自己の成長につながるよう頑張ってほしい」という思いがあるように感じる。特に幸せな家庭を築くためにはママとのコミュニケーションは重要である。本書が「ママとのコミュニケーション」にページを割いているのも、その重要性を伝えたいという意図からであろう。

ちなみに、私は「時間の使い方」が下手な方だと思う。何故なら流されるままに時間を過ごしていることが多いからである。そのため、本書を読んで「どきっした」事項も多い。特に「時間の天引き」、そして「初級打ち」は、「習慣化させないといけない」と思った事項である(他にもいろいろとあるのだが.....)。本書には「できることから、始めよう」と書いてあるが、私もまずは先に述べた2点を「意識化」するところから始めたい。


【本書のポイント】


■すべてに通じる魔法の心がけ「仕事は初級打ち」

 ほとんどの仕事には「納期」という名の締め切りがあります。これは学生時代で言えば、課題提出のようなもの。早めに取り組んで終わらせる、締め切り間際になってやり始めるなど、人それぞれだったと思います(ちなみに私は後者でした)。
 締め切りに遅れてしまった場合、課題であれば先生から怒られるくらいで済むでしょう。しかし、仕事ではそうはいきません。締め切りが守れないことで、上司や同僚との信頼関係、取引先との信用問題など、仕事の実績や給与などに直接影響が出てきます。
 では、締め切りまでに確実に間に合わせ、かつ高パフォーマンスで仕事を仕上げるにはどうすればよいのでしょう。その答えとなる、とっておきの方法を教えます。それは、与えられた仕事にすぐ取りかかることです。つまり、仕事という名のボールを初級で打つのです。「それくらい、言われなくてもわかってるよ」と思ったあなたも、だまされたと思ってこの先を読んでみてください。
 仕事を「初級打ち」するためには、次の3つの段階があります。

 @仕事を「初級打ち」するメリットを理解する
 A仕事に取り掛かるためのハードルを下げる
 Bとにかく手をつける

(本書より P32〜P33)



■子どもの「生活リズム」を整えるのが育児の第一歩

 働くパパにとって、育児はその実力の見せどころです。細かな子育てテクニックについてはさまざまな種類の書籍が出ており、私も何冊も読んでいます。それぞれ一長一短ありますが、それらの知識をもとに、私がたどり着いた子育てについての結論は、まずは「子どもの環境を整えてあげる」ことです。
 環境を整えると言っても、教育費に膨大なお金をかけることだけが環境を整えることではありません。私が子育てで特に意識しているのは、子どもの「生活リズム」を整えてあげることです。これは、お金のある・なしにかかわらず、親の意識次第でできることではないでしょうか。そして、じつはこれこそが乳幼児の子育てにおいては、最も重要なことなのです。
 生活リズムが重要だという根拠の1つとして、睡眠時間や食事が脳の活力に大きく関係するというデータがあるので紹介します。「早寝早起き朝ごはん」をキーワードに陰山メソッドを発表し、現在は大阪府教育委員にもなっている陰山英男さんの著書『娘が東大に合格した本当の理由』(小学館)には次のような一節があります。

「山陽小野田市のプロジェクトでも、このことはデータで示されている。(中略)国語・算数の学力、知能指数とともに「8〜9時」に寝る子が最も高く、移行、遅くなるにしたがって下がっている。特に「12時以降」を見てみると、その下がり具合は顕著である。ただ、いくら早寝とは言っても、早すぎるのは良くない。これは多くの人間にとって、適切な睡眠時間というものが存在することを意味する」

(中略)
 生活リズムの大切さがわかったところで、私が実践している子どもたちの「生活リズムを固定するための極意」をお教えします。それは、ずばり次の4つの時間帯を整えることです。

@起床時間
A食事時間
B就寝時間
Cお風呂時間


 じつは、この考え方は私が学校で生徒に伝えている、効率よく勉強するための生活習慣の基本とほぼ同じです。ということは、幼少期にこれらを意識することは、将来、子どもたちが学校に行ってからもメリットになると言えます。
(本書より P76〜P78)



■家庭生活が充実するかはママとの関係しだい

 前述のように、仕事や家事を効率的・効果的にできるようになると、自由な時間が生まれます。このとき、子どもとの時間を大切にするのはもちろんですが、ママへの気遣いや思いやりの時間を持つことはとても重要です。なぜなら自分のことが後回しになってしまいがちなママを気遣い、思いやるのはあなたにしかできないことだからです。
 コミュニケーションについては、「効率」より「思いやり」を重視するのがポイントです。一見、非効率と思えるような方法でも、お互いの心が通い、お互いが笑顔になるのであれば、どんどん活用すべきです。良好な夫婦関係は、良好な家族関係につながり、良好な家族関係は公私ともに充実した時間を生み出してくれます。良好な夫婦関係の相乗効果によって仕事にもよい影響が生まれるのです。
(中略)
 私が夫婦のコミュニケーションで日々意識しているのは、次の4つの心がけです。

@お互いの違いを認める
Aコミュニケーションの時間を作る
Bママとの会話の基本を学ぶ
Cコミュニケーションツールを上手に使う


 すべて当たり前のことに見えるかもしれませんが、これらを実践するのにはそれ相応の努力や仕組み化が必要です。しかし、それが自然とできるようになれば、今まで以上にわが家での居心地がよくなること間違いなしです。
 この本を手に取っているあなたは、きっと、ママや子どもへの愛情にあふれていることと思います。しかし、それらは残念ながら目には見えません。耳にも聞こえません。それらの目に見える形にしたり、相手に伝えたりすることによって、初めて相手を幸せな気持ちにすることができます。
(本書より P137〜P139)



■投資するのは「お金」か「時間」か?

 自己投資と言っても、具体的に何をやればいいのか、わからない方もいることでしょう。実際、私も手探りで始めたというのが正直なところです。また、これまでは自己投資ができていたのに、夫、あるいはパパになったことで、以前のように自己投資ができなくなったという方もいるかもしれません。
 まず、どんな自己投資をするにしても、最初に考えておくべきことがあります。それは、「お金」と「時間」のどちらを費やすかということです。「お金」や「時間」が十分にあれば、こんな悩みは無用ですが、私を含め、ほとんどの方がそうではないのが正直なところではないでしょうか。
「お金」と「時間」のどちらも制限がある中で、まったく初めてのことにチャレンジする場合、「時間」を作ろうとするほうが手をつけやすいというのが私の考え方です。その理由は、「時間」は意識次第ですぐ捻出できますが、「お金」は労働という「時間」の対価として受け取ることになるからです。
(中略)
 どんな自己投資でも、お金を費やすやり方と、時間を費やすやり方があります。たとえば、

・「読書できるようになりたい」と思ったら・・・
「お金」がある人・・・好きな本をネット書店や町の本屋さんで買って読む
「時間」がある人・・・図書館で借りて読む
・「汗を流して健康になりたい」と思ったら・・・
「お金」がある人・・・ジムに通う、あるいはパーソナルトレーナーを雇う
「時間」がある人・・・公園や土手などをウォーキングしたり、ジョギングする

 私の経験から言うと、「お金」と「時間」、どちらか片方を費やしてスタートしても、その自己投資が自分の習慣になってくれば、最終的にどちらも投資するようになります。
 ですから、まずは自分が投資しやすいのはどちらかを考え、気軽に自己投資を始めてみてください。
(本書より P179〜P181)



【マインドマップ】

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
なお、スマホでは綺麗に表示できないかもしれませんが、ご勘弁を(^^;)
「働くパパ」の時間術.html

そして、スマホの方は以下のリンクをクリック!マインドマップの内容を階層構造で表しました。
「働くパパ」の時間術.mm.html


【関連書籍】



仕事も家事も育児もうまくいく! 「働くパパ」の時間術

1)本書の内容
 
 第1章 パパのための時間術 5つの基本ルール
 第2章 なるべく定時で帰れるようになる「仕事」の時間術
 第3章 適材適所で協力し合う「家事・育児」の時間術
 第4章 家庭の時間を充実させるママとの「コミュニケーション」術
 第5章 働くパパでも無理なくできる将来への「自己投資」術

2)本書から学んだこと
 ・やることを明確にし、必要な時間を予め確保する!
 ・小さなことでいいから「習慣化」させることが必要!
 ・家族との十分なコミュニケーションが家族の幸せにつながる!



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2013年04月07日

「常識を疑う」ということは「心を整理整頓する」ことだ!『常識を疑うことから始めよう』(ひすいこうたろう/石井しおり著)



「常識を疑うことは悪いことではない。心の整理整頓をするということです」

これは常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)を読んで、最も強く印象に残った言葉である。

「こんなことを言ったらみんなに笑われるのではなかろうか?」
「体調が悪いけど自分が頑張らなければ仕事が進まない!」
etc...

そのようなことを心に思い、そして捉われてしまうことがなかろうか?私も先に書いた言葉に心が捉われることがしょっちゅうある。

しかし、なぜそのようなことを思うのだろうか?と考えてみたとき、「自分の心の中に”自分を縛る小さな常識”があるから」ということに気づく。そして、それを解消するためには「自分の心の中を整理整頓する」ことが必要だ!

 人は大人になるにつれ、
「負けてはいけない」
「恥をかいてはいけない」
「皆と仲良くすべき」
「まじめであるべき」
などと、たくさんの「いけない」と「べき」で自分を縛っていきます。
 自分で自分の力を制限している。だから、毎日、疲れるんです。
 人は部屋が散らかると、ちゃんと整理整頓するのに、頭の中は一度も整理整頓したことがない。
 だからこそ、そうであると思いこんでいる常識を一度疑ってみるのです。
 常識を疑うことは悪いことではない。心の整理整頓をするということです。
(本書より P14〜P15)


そんな本書には常識破りの言葉やエピソードなどがたくさん書かれている。その中でも衝撃を受けたのが以下のエピソードである。

 岡村さんは、お客さんに”見つからないようなお店”を静岡で7店舗やっています。
 2件目も行ってみたんですが、その店は・・・・・・、
 なんと、入り口がなかった!
 入り口がないんだから、入りようがありません。
 そこには壁しかない。店なのかすらわかりません。ただし、横に細い通路があるんです。でも普通、建物の通路に勝手に足を踏み入れるなんてできません。まさか、ここ?
 そこでした。
 その通路を15メートルほど歩いて右折すると、家の表札があります。
 「岡村昇」
 どう考えても、ここは、岡村昇さんの家です。
 でも、勇気をもって扉をあけると、重っ!
 扉が妙に重いのです。なかなか開けられないようにわざと鉄の重い扉なのです(笑)。
 なんとか、扉をあけると、100人くらい入れる居酒屋が超満員で、僕らは入るまでに15分ちかく待ちました。
 この居酒屋、「岡村昇」という名前の店だったんです。
 メニューには、こう書かれていました。
 「ビルとビルの狭い路地、そして重い鉄の扉を勇気をだしてあけてくれて、どーもありがとう 元気しか取り柄のない僕たちなのですが今日も一笑懸命頑張ります」
 これで僕の心は、ノックアウトです。
(中略)

 岡村さんはこういいました。
 「どうやったらたくさんのお客さんに来てもらうかは考えてない。
 それより、来てくれた方に、いかに喜んでもらうか、そこばっかり考えている」


 何百万人の心をうつことを目的にしなくたっていいんです。
 たったひとり、あなたの友達のハートを真に打ち抜くことができたら、あなたの人生はロックンロールになる。
 この日、僕らは2店舗しか見られなかったんですが、帰り際、岡村さんに、こういわれました。

 「見せたかったお店がまだあるんだけどなー。
 今度こそ入れないお店を作ろうと、ラブホテルの地下に看板のない居酒屋を作ったんだけど、実は、そこが一番繁盛しているんだよ
(本書より P57〜P60)


まさか「ラブホテルの地下に居酒屋がある」なんて大抵の人は思いもしないだろう。でもそのお店が7店舗の中でいちばん繁盛している!このような事実を突き付けられると「いかに我々の発想が”枠の中で縛られている”か?」ということが分かってしまう!だが、”発想に縛りがかかっている”ということに気づくと解くこともできるはず!このように、ちょっとした笑いと共に心を自由にしてくれるエピソードを読者に贈る本書は「”自分を縛る小さな常識”に対して疑い、整理整頓を行う」ためのヒントを与えてくれる本である。


【本書のポイント】


■常識を打ち破った著名人の言葉

「人生とは自分探しではない。自分を創造することだ」(バーナード・ショー)

「常識とは18歳までに培った偏見のコレクションである」(アインシュタイン)

「君を疲れさせているのは、目の前の登るべき山ではなく、とるに足らない厄介事だ」(モハメド・アリ)

「問題が解決できないのは、きみがルール通りにプレーしているからだ」(ポール・アレン 広告クリエイター)

「稼ぎたければ、働くな」(山田昭夫 未来工業創業者)

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」(ジェームス・ヤング)

「近くに、アイデアはいっぱい転がっているんです。どこかに特別なものがあるわけじゃない」(鈴木敏夫 スタジオジブリ・プロデューサー)

「何百万枚も売れるロックなんて、あんましロックじゃない」(忌野清志朗 ミュージシャン)

「あら探しの好きな人、わがままな人、厄介な質問をする人に言いたい。ありがとうございます」(マイケル・デル デル創業者)

「最高の作品をつくる時間配分 1% ひらめき、9% 努力、 90% 正当化」(ジョージ・ロイス 伝説の広告マン)

「すばらしい、では足りない」(グーグルの企業理念)

「プーさんは素敵だ。おいしいはちみつや友人との交歓、そういうちょっとした喜びのために彼は労を惜しまない。物語が全編幸福な無駄に満ちている」(江國香織)

「未熟なうちは成長する。成熟すれば、あとは衰えるだけだ」(レイ・クロック マクドナルド創業者)

「美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを探すのだ」(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ 画家)

「発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目を持つことなのだ」(マルセル・ブルースト)

「おもしろがる実力があれば、世界中どこでもおもしろい。実力がない人は変わったものでないと、よく見えない」(西江正之 文化人類学者)

「健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある」(寺田寅彦)

「未来がどうなるか、あれこれ詮索するのとやめよ。そして、時がもたらすものが何であれ、贈り物として受けよ」(ホラティウス 古代ローマの詩人)

「相手の土俵で戦う必要はない」(中澤佑二 サッカー元日本代表)

「人々のために曲を書くときの方が、そうでないときよりもずっと美しい曲を書くことができる」(ベートーヴェン)

「人生には解決方法なんかないんだ。あるのは、前に進む力だけだ。解決法は後からついてくるものさ」(サンテグジュペリ)

「私は数学を学ぶ喜びを食べて生きている」(岡潔 数学者)

「したくない仕事しか来ないんです。でも、運は、そこにしかない」(萩本欽一 タレント)

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ・・・それがどういう意味であれ」(スヌーピー)

「自分自身を説得できるかどうかが成功の第一条件」(孫正義)

「決意した瞬間に、私たちの運命は形作られる」(アンソニー・ロビンズ)

「性格は変えずに増やす」(イグゼロ 投資家)

「欠点とはあなたに欠かせない点」(おもちかあちゃん 漢字セラピスト)

「そんなに大層なことは、この世にひとつもない。大概、笑ってごまかせることだ」(森繁久彌 俳優)

「われわれは、この地球に住んで、ばかばかしいことをするために生まれてきた。これに関しては誰にも違うとは言わせない」(カート・ヴォネガット 作家)

「私は、「夢も希望もない暮らし」をしています」(小林正観 心理学博士)

「人生にはたくさんの奇跡があると思うの。ここにこうして生きていることも奇跡だし。『奇跡』にみんな気が付いてないのよ」(ダコタ・ファニング 女優)

「今いるところから始めよ。持っているものを使え。できることをするんだ」(アーサー・アッシュ 黒人テニス選手)

「歌いたいと願うものは、必ず歌を見つけ出すものである」(スウェーデンのことわざ)

「自分自身を自由にするのは自分しかいない」(ボブ・マーリー)

「0点でもいいよね」(浅野忠信 俳優)


【関連書籍】



常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)

1)本書の内容
 
 EPISODE1 「YES」は「NO」
 EPISODE2 最悪の家族旅行
 EPISODE3 報告禁止の会社
 EPISODE4 常識の枠の外へあっさり出る方法
 EPISODE5 入り口のない居酒屋
 etc....

2)本書から学んだこと
 ・人生とは自分探しではない。自分を創造することだ!
 ・常識とは18歳までに培った偏見のコレクションである!
 ・君を疲れさせているのは、目の前の登るべき山ではなく、とるに足らない厄介事だ!
 ・美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを探すのだ!
 ・自分自身を自由にするのは自分しかいない!



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