午堂登紀雄: ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2011年04月22日

”主観”と”客観”の往復がアウトプットを向上させる!『「読む・考える・書く」技術(午堂登紀雄著)』




先日、このブログで紹介した奥野宣之さんの著書『仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー』など、知的生産力をテーマにした本が多いことに気づきます。

なぜ知的生産力をテーマにした本が多いのでしょうか?

今回取り上げた『知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法』の中で、著者の午堂登紀雄さんは
 ・知的生産力とは現代の錬金術
 ・知的生産力とは情報を活用し、アウトプットすることで換金すること

と述べています。

このため、ビジネスパーソンは、情報がほとんど無料で手に入るようになった今、
 ・考える(発想力)
 ・アウトプット(書く力)
がより一層求められております。

だが、いざ、やろうとすると難しい。

この状況も相まって、「知的生産力を求められる仕事が多い中、ビジネスパーソンの誰しもが知的生産力を高めることを課題と感じている」状況が生まれているため、知的生産力向上に関する様々な本が出ております。

しかし、一言で「知的生産力を高める」というテーマで書かれた本であっても、
 ・インプットを高める
 ・発想力を高める
 ・アウトプットを高める
 ・知的生産力を高めるための環境を整える
 etc...
など、本によって焦点とするところが違います。

今回取り上げた『知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法』は、特に”アウトプット”に力を入れて書かれております。

なぜ、アウトプットに力を入れているのか?
本書の中で
 ・アウトプットが増えれば増えるほど、インプットも増える
 ・考えることはアウトプットすること

と述べていることから、著者は「アウトプット力を高めることによって、インプット力及び考える力も高まる」と考えていることが分かります。

私は、この考えに納得がいきました。

実は私は「情報収集した内容をいかに料理し、アウトプットするのか?」という点で苦労している点。特にアウトプットは一番苦労しています。

恐らく誰もが、ある程度考えをまとめ、アウトプットのイメージを行った上で、アウトプット作業に移ると思います。しかし、資料を一度まとめて「はい、終わり!」ということはほとんどないはずです。アウトプットする中で、またはアウトプットしたものを見直す中で、
 ・論理的な矛盾
 ・推敲した結果の甘さ
 ・よりよりアイディアの浮上
 ・気づいた点を検証するための新たな情報収集
など、アウトプット作業の中で、インプットや新たな発想を行うことが通常ではないでしょうか?

そして、私自身がこのブログを続けていった結果、「”アウトプット”という作業を繰り返していく中で、”情報収集能力”が高まり、”着目点”の引き出しが増えた」と感じるようになったからです。これが、著者の考えに納得がいった大きな理由です。


上記の言葉を文章に表したとき、本書に印象に残っていた言葉がありました。それが、「文章を書くのは、主観と客観を往復する作業」という言葉です。

考えるとき、文章を書くときは”主観”をもって書きます。しかし、一度書いた文章を見直すとき、それは読み手の立場となります。それは”客観”的な立場となります。”主観”と”客観”を往復する中で、文章はより磨かれるようになります。


私の文章もまだまだ磨かなければならないところは多々あると思います。
「”主観”と”客観”を往復する」作業を繰り返しながら、今後もブログにアウトプットを続けていきたいと思います。

知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法

1)本の内容
 プロローグ:知的生産力を鍛えよう!
 第1章:コンテンツを生み出す5つの技術
 第2章:アウトプット力を高める5つの方法
 第3章:書く環境を整備する
 第4章:出版があなたの世界を変える

2)この本から学んだこと
・知的生産は”現代の錬金術”である
・アウトプットを磨くことが”知的生産”を向上させる
・”主観”と”客観”の往復がアウトプットをより磨く


本書のキーワードをFreeMindでマインドマップにまとめました。
「読む・考える・書く」技術.png
また、以下のリンクをクリックすると、拡大表示されます。
「読む・考える・書く」技術.html


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posted by まなたけ(@manatake_o) at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 午堂登紀雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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