【本文紹介】本当は気づいているはず『"美しい瞬間"を生きる』(向田麻衣著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2014年08月17日

【本文紹介】本当は気づいているはず『"美しい瞬間"を生きる』(向田麻衣著)



■本当は気づいているはず

 みんな本当は気づいているはず。
 突然生まれて、なぜ生きているかなんてわからないはずで、そんな中、教育を受けて、お金をたくさん持って、安定した仕事や家庭を持てば「幸せ」だなんて嘘だって。
 何が本当の「幸せ」か定義できず、臆病になって当たり障りのないことをやっても仕方がないと、私は思う。
 正しいことが何かはわからない。でも、私がこれだけは確かだと言い切れることは、みんな生きている間に、”美しい瞬間”を体験したいと思っているということ。
 その経験は、ほんの一瞬の出来事だったとしても、その人の人生にその後もきっと長く寄り添って、暗闇に落ちそうになったときに支えてくれるんじゃないかなと思っている。
 美しい瞬間もいろいろで、丁寧につくられた空間に身を沈めることかもしれないし、大勢の人と何かひとつのことを成し遂げる瞬間かもしれないし、旅に出て、新しい空気を吸って、もっとちがう太陽の光をたくさん浴びることだったり、もしかしたら恋をすることかもしれない。
 私がいろんな国でやっているように、お化粧をしてあげて、その人が自分を前よりもちょっと好きになって、誰か大切な人と一緒に時間を過ごすことも、美しい瞬間のひとつだと思う。
 効果測定が可能であることとか、論理的であることは大事だと思う。でも本当は、そんなものがいらないくらい、切実なことがしたい。
 少なくとも私は、人が、「ああ、生まれてきてよかった」「人生は生きるに値する」と感じる一瞬をつくりたい。
 ”貧しく恵まれない”と言われる国に、夢みたいな瞬間を。
 もしかしたら、タブーを犯すような、非常に個人的で、でも普遍的なこと。
 美しいものに触れるということ。
 (向田麻衣著『美しい瞬間を生きる (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)』より P39〜P41)



向田麻衣さんの著書美しい瞬間を生きる (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)には心に残るエッセイが多い。上記に書いた”本当は気づいているはず”というエッセイも、心に残ったエッセイの一つだ。

誰もが”美しい瞬間”を体験したいと思っている。それは人間が持つ”普遍的な気持ち”なのだろう。ところで、”美しい瞬間”と書くと、”劇的な体験”と想像するかもしれない。しかし、向田麻衣さんが本書で書いている”美しい瞬間”は、必ずしもそうとは限らない。

向田麻衣さんが思う”美しい瞬間”とは、「仕事」、「日々の生活」、「家族」といった日常の小さな出来事の中も含まれているように思う。普段の何気ない生活の中にも、「仕事のため」「家族のため」「愛する彼女や彼氏のため」そして「自分のため」といった思いを胸に何かに挑戦し、やり遂げることで、「ああ、生まれてきてよかった」「人生は生きるに値する」と感じる一瞬がある。

「ああ、生まれてきてよかった」「人生は生きるに値する」!そんな瞬間を感じとり、そのとき感じた気持ちを楽しむようにになっていけば、より「人生は素晴らしい」と感じるようになるんだろうなあ......


【関連書籍】





美しい瞬間を生きる (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

1)本書の内容
 出会いとはじまり
 世界と日常
 愛と自由



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posted by まなたけ(@manatake_o) at 11:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | U25 SURVIVAL MANUAL SERIES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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