人生はすべてがプロセス!そして、創造的に働くためには、やはり努力と準備と勇気が必要だ!『サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法』(立花岳志著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2014年05月05日

人生はすべてがプロセス!そして、創造的に働くためには、やはり努力と準備と勇気が必要だ!『サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法』(立花岳志著)



本書サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法は、アクセス数160万PVを誇る人気ブログ『No Second Life』を執筆しているプロブロガー・立花岳志さんが「人生を劇的に変えるために必要なこと」を記した本である。

著者の立花岳志さんはプロブロガーになる前はサラリーマンとして働いていた。今のプロブロガーとは正反対の生活だ。このように書くと、「自由になるためにはフリーランスになるしかない」と思うかもしれない。だが、サラリーマン、そしてプロブロガーの両方の働き方を知っている著者だからこそ、本書には「フリーランスで食っていくためには、お客様から対価を得るための何らかのプロである必要がある」というフリーランスの厳しさ、そして「サラリーマンであっても創造的に働くことが出来る」とサラリーマンが創造的に働くために必要な心構えを、両方の立場を捉えながら書かれている。

私は立花さんとは実際にお会いしたことはないが、本書を読むと、サラリーマンからプロブロガーになるために、ストイックなほどに自分を追い詰め、準備を重ねてきたことがよく分かる。

 僕がブログを始めたのは2008年12月でした。当初は一日数十アクセスでしたが、徐々に人気が出て、月間1000アクセスになり、2000アクセスになりと、少しずつ読者が増えていき、開設2年で月間20万PVほどに育っていきました。
 そして猛烈な勢いでビジネス書を読み漁り、積極的にセミナーにも参加し、自分に足りない知識を吸収していきました。 プロの小説家が排出している小説講座に通い、日本語の表現力、そして文章の構成力などを学びました。
 さらに、たくさんのイベントを主催して、会社外での人脈作りを徹底して行いました。会社の仕事をこなしながら、ブログを更新しつつ、下準備も行なっていったのです。

 ブログの読者を増やすためには、質の良い記事を書き続けなければなりません。そのためには情報収集が欠かせませんし、独自の切り口も必要です。繰り返し訪問してもらえるようなブランディングも必要不可欠です。
 僕はブログだけを生活の糧とするのではなく、出版や講演も積極的に行ないたいと思っていましたから、その準備も始めていました。
 サラリーマンをやめて独立し、自分ブランドで仕事をしていく、という大きな目標に向かって、僕は地味で目立たない努力をコツコツと続けていきました。
 そうした努力は他人には見えませんから、僕は相変わらず普通に会社で仕事をするサラリーマン・ブロガーにしか見えなかったでしょう。
 そして、2010年6月、ついに機が熟し、「もう今しかない」と背中を押されたような思いになりました。うまくいくかどうかは誰にも分かりません。ただ、「やるしかない」という揺るぎない気持ちになり、会社に退職願を出しました。
 退職が決まってから、実際に会社を去るまでに9か月という長い期間がありましたが、その間も僕は、下準備を着々と進めつつ、心構えを身につけながら、2011年4月1日に独立することが出来たのです。独立の時点では月間35万PV程度にまでブログのアクセスは増えていました。
 まわりから見れば、ただブログを書くサラリーマンだった僕が40歳を過ぎて突然、「独立する」と言い出したので、大ばくちを打ったという印象を持った人も多かったようでした。
 でも僕自身は、3年近くの長い準備期間をもって支度してきていたので、それは「勝負」というより「離陸」に近い感覚でした。
(本書より P69〜P71)


これだけの努力をし、プロブロガーとして独立した立花さん。独立当初は月間35万PVのアクセス数は、3年経った今では160万PVという途方もないアクセス数を誇る。独立してから3年の間、私からは想像もし得ない努力をし続けた結果なのだと思う。それだけ努力をし続けた立花さんの言葉だからこそ、本書に書かれている一言一言に重みがある!「人生はすべてがプロセスなのだ」(本書より P262)と立花さんは述べているが、目標に向かって、一つ一つプロセスを経てきたからこそ今の結果に結びついていると思う。

私はサラリーマンブロガーではあるが、本書を読むと、同じブロガーとして、そして創造的に働くことを目指して「自分は本当にこれだけの努力をしてきたのだろうか?」と思ってしまう。「創造的に働きたい」と思うのであれば、「創造的に働くためにはどうすればよいのか?」「そのためには何が必要なのか?」「そしてそれを達成するためにはどのようなプロセスを経なければならないのか?」を考え、そして一つ一つのプロセスを行動する必要がある

本書の章題にもある
・ワークスタイルに自由を与える
・他人に人生を支配されない
・好きなことを思いっきりやる
という「自由になるための勇気」を得るためには何が必要なのかを、そしてサラリーマンでも創造的に働くことができることを我々サラリーマンに深く考えさせてくれるヒントが書かれた本である!


【本書のポイント】

■サラリーマンだから不自由というのは時代遅れ。

 「自由」という言葉は、とても甘美な響きを持っています。「自由に生きる」となれば、さらに強烈なメッセージとなるでしょう。
 昨今の「ノマドブーム」の影響もあり、今までの働き方とは違う、もっと自由で、もっと自分らしい生き方を追求したいという人が増えているようです。
 では、「やりたいことをして生きよう」というと、すぐに、「フリーランスにならないとできない」という人がいますが、僕はそうは思いません。
(中略)
 フリーというのは、良くも悪くも孤独な職業です。協業するパートナーがいる場合もありますが、原則としてすべての事業を一人で切り盛りしていきます。
 コワーキングスペースやシェアオフィスという考え方が発達し、フリーランサー同士が緩やかに繋がりながら、独立して仕事をするという環境も整ってきていますが、他人の監視の目がなくても自分を律して努力できる人でないと続けられません。一日中誰とも口を利かずに過ごしても平気、という精神的タフさも要求されます。
 また、フリーランサーとしての活動を軌道に乗せていくためには、「これだ」という、他人より抜きんでた得意分野を持つ必要があります。
「この仕事で食べていくんだ」「自分はこの仕事でプロになるんだ」という分野がなければ、独立してもお金をいただくことはできません。
 フリーになってしまうと、あなたはその瞬間から何かしらのプロである必要に迫られます。他人からお金をいただくというのは、そういうことです。
 他人より抜きんでたことが何もない状態で独立してしまうのは、とても危険です。何の装備も持たずに冬山に登るようなことは絶対に避けてください。
 素人の勉強にお金を払ってくれる人は、誰一人いません。個人の才能や能力で食っていく力がなく、「独立してから何をして生きていくかを考える」では、到底食っていけないのです。
 もしあなたが、現段階で他に抜きんでる得意分野がないと感じていて、でも会社を辞めて独立したいと願うならば、まずは独立してやっていける力をつけるために、会社のなかで「自由」を獲得し、自律的に働けるように工夫することを奨めます。
 会社で仕事をしつつ、自分が「これで食べていく!」と確信を持てる分野をつくり、その得意分野の力を徹底的に磨くことを優先してください。
 このプロセスを踏まずに、ただ「今いる会社がイヤだから」というだけの逃げの姿勢で独立してしまうと、その先には「自由」な人生ではなく、「お金に縛られる」「お金がなくて困る」人生が待っていることでしょう。
 自由に生きるためには、お金からも自由でいる必要があります。多金持ちになって不労所得で暮らすことができればベストですが、そこまでできなくても、少なくとも自分がやりたいこと、好きなことをして食べられるようになってこその自由です。
 何も得意分野を持たないまま独立すれば、安定・安心もなく、そして自由もないという、ひどい状態があなたを待っています。
 自分はフリーに向いているタイプか、それとも組織で力を発揮するタイプか。
 独立するならば、自分は何をして食べていきたいのかがハッキリしているか。
 この2点について、しっかり見極めることから始めましょう。

(本書より P19〜P23)


■仕事をつまらなくしているのは結局、自分なんだ。

 仕事というのは、本来面白くもあり、つまらなくもあるものだと思います。
 仕事を面白くするのも自分、つまらなくするのも自分です。
 一見つまらなそうに見える仕事でも、どんどん面白くしていくこともできるし、どんなに面白く、やりがいがある仕事でも、取り組み方によっては、最悪につまらない仕事になってしまうこともあります。
 あなたの仕事に対する取り組み方が、仕事をつまらなく見せているだけなのです。
(中略)
 多くの人が一日の大半の時間を会社で過ごしています。その時間を「将来の自分を支えてくれる宝石を見つけて磨く時間」と捉えるか、それとも「給料のための単なる時間潰し」と考えるかで、目の前の仕事の価値は大きく変わってきます。
 仕事を面白くするのもあなた、つまらなくするのもあなたです。
 あなたはどちらを選びますか?
(本書より P103〜P109)


■自由になりたいだけなら、きっと失敗する。

 ただ、ノマドライフへ移行したものの自力で自分の生活を支えられなくなり、生活が困窮して実家に戻り、実質ニートのような生活になってしまったり、結局は以前の仕事よりずっと悪い条件でサラリーマンに戻らざるを得なくなってしまう人はたくさんいます。
 どんな生活スタイルを構築するにしても、「自分にとって何が大事か」がわかっていなければ、本当の意味でノマドライフを楽しむことはできません。
 ゆくゆくは独立を、と考えているなら、独立することを「ゴール」にしてはいけません。独立してフリーになるというのは、ゴールではなく「始まり」なのです。
 独立して成功する人は、自分が「何をして生きていくのか」、つまり「どうやって食っていくのか」が明確になっています。会社員時代からそのイメージに従って行動を起こしている人です。
 独立して失敗する人は、「会社を辞める」「仕事から逃げる」ことが目的となってしまっています。「独立」がゴールになってしまっている人です。
 独立がゴールなのですから、そこから先のことは何も考えていないのです。
(本書より P174〜P175)


■人生には何度も、冒険すべきときがある。

 直感を大切にし、右脳的な考え方を尊重するようになったからこそ、さまざまなキッカケやシグナルを拾えるようになったのです。
 心にゆとりを持ち、ロジックだけがすべてではないと認め、共時性が起こるための心の準備をしてください。
 すると、明らかに自分が「何かに呼ばれている」という状態が起こります。自分で「これは何か良いことが起こるぞ」とわかるのです。
 そんな直観が、あなたと変える、大きなキッカケになることもあるのです。
(本書より P243)


【関連書籍】



サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法

1)本書の内容
 
 第1章 ワークスタイルに自由を与える
 第2章 他人に人生を支配されない
 第3章 好きなことを思いっ切りやる

2)本書から学んだこと
 ・人生は全てがプロセス!
 ・サラリーマンでも創造的に働くことができる!
 ・創造的に働くためには努力と準備と勇気が必要!



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タグ:働き方
posted by まなたけ(@manatake_o) at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 働き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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