「計画力×習慣力」は人生を変える原動力となる!『仕事が早くなる! 計画力&習慣力』(日本能率協会マネジメントセンター編): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2013年12月28日

「計画力×習慣力」は人生を変える原動力となる!『仕事が早くなる! 計画力&習慣力』(日本能率協会マネジメントセンター編)



物事を成し遂げるには計画が必要だ。なぜなら、「計画のない中で物事を成し遂げることは、ジャングルを歩くようなもの」だからである。我々の日々の生活を見てみると、無意識のうちに「計画」を立てながら行動している。例えば「遅刻をしないように会社に到着するには何時の電車に乗る必要がある」というように。「計画を立て、実行する」ということは、目標を達成するために必要なことである。

ところが、いざ仕事で計画を立て、実行しようとなると難しく感じることが多い。さまざまな原因があると思うが、失敗の要因の多くは、以下あると思う。

 ・この計画によって成し遂げるゴールの姿が明確になっていない
 ・ゴールまでのプロセスが明確になっていない
 ・計画の遂行に当事者意識がない

その一方で、どんなに素晴らしい計画を立てても、計画に対して取り組む力が弱いと物事を成し遂げることは難しい。計画を遂行するためには物事に対して継続的に取り組む力も必要である。つまり、「ゴールまでの道筋を明らかにする力=計画力」「物事を継続的に取り組む力=習慣力」の2つが必要となる。この2つの要素を身につけるために必要なことを書いた本が、本書仕事が早くなる! 計画力&習慣力である。

「計画力」と「習慣力」。この2つが身につき、かみ合ったとき、仕事において大きな成果を得ることができることは明らかだ。だが、それは仕事だけではない。本書では「計画力×習慣力は万能のスキル」と言っている。

 私たちの生活は、いくらでも細分化できる「計画」の積み重ねであり、その中で、あまり意識せず、負担も感じずに継続できていることが「習慣」なのである。
 だからこそ「計画力」と「習慣力」は、ビジネスにはもちろん、毎日のあらゆるシーンで活用できる、万能のスキルなのだ。(本書より P164)


「計画力」と「習慣力」という一見違ったように見える両者。しかし、習得するための基本構造は同じである。

@今の状態に問題がある
Aもっとよくなりたい
Bどうすればなれるか
Cこうすればできる
D実践
E目標達成
Fラクにできる・継続できる
(本書より P207)


そして、基本構造が同じ「計画力×習慣力」を身につけることは、今までたどり着けなかったゴールへたどり着くことがことができる力を手に入れることを意味する。なぜなら、「計画力というゴールまでの道のりを示すコンパスと、習慣力というゴールまで走る効率のよいエンジンの両方を手に入れる」ということだからだ。そして、「計画力×習慣力」を身につけるということは「ポシティブな習慣を身につける」ことにつながり、ひいては「人生を変える原動力」になるであろう。


【本書のポイント】

■「計画力」=段取り力×実行力

 夏休みあけの子どもの定番の言い訳に「夏休みの計画を立てるのに1日かかったので、計画がずれて宿題が終わりませんでした」という類のものがある。
 これは計画を立てる際に欠かせない前提条件であるスタート日の設定を誤ったことが原因であり、段取りを考える能力の低さが表れている。
 また一方で、計画通りにやったけど終わらなかった、という言い訳もあり、これは計画を「実行する能力の低さ」によるものだ。
 要するに「計画力」には「正しい条件のもとに段取りを立て」「着実に行う」という2つの要素が含まれている。(本書より P10〜P11)


■全体計画は、いくつもの部分計画からなる

 ここまで「目標は明確に」と書いておきながら恐縮だが、実際には関わる人の多い、ビッグプロジェクトであればあるほど、目標は抽象的な表現になりがちなものだ。しかし人は、あいまいな目標に向かっては本気で走り出すことはできない。では、どうするか。
 この困った問題の解決には、「全体計画」を実行を、実行しやすい「部分計画」へと細分化するのが効果的だ。
 その手法として、最も一般的なのが「WBS(ワーク ブレイクダウン ストラクチャー:作業分解図)」である。
 WBSは、全体目標を達成する要素を細分化した、ツリー型の図で表される。
 「全体計画」をレベル1とすれば、「部分計画」はレベル2、レベル3以下は「部分計画を達成するために必要な作業」にあたる。
 WBSを書くことによって、実際に取り組むべき作業の種類や量が具体的にわかるというわけだ。(本書より P66〜P67)


■「習慣力」がつけば、人生が変わる

 石の上にも3年ということわざがあるように、たゆまずに物事を続けることの大切さは誰もが知っているであろう。
 そして同時に、心のどこかで「でもやっぱり大変だよなあ」とゲンナリしてはいないだろうか。
 確かに、以前は「継続しろ」とは言われても「こうすれば継続できる」と教えてくれることは少なかった。根性がないとか、やり遂げられないのは飽きっぽい性格や能力の不足のせいだ、で片付けられていたのである。
 だが最近では、継続できない理由が分析され、行動を習慣化するためのロジカルな手法もいろいろと編み出されつつある。
 これまでなにかと計画倒れに終わってきた人も、諦めるのはまだ早い。無理せず継続するコツ・・・「習慣力」を身につければ、仕事のやり方や毎日の生活は大きく変わるのだ。(本書より P94〜P95)


■毎日は「計画」と「習慣」の積み重ね

 「遅刻せずに出社する=計画である」というたとえが、本書には何度か登場している。
 定時出社を目標とし、そこから逆算して何時に起き、何をして外出の準備を整え、出発するのかを無意識にやっているが、これも一連の計画である、という話だ。
 これをさらに細分化していくと、朝一番に顔を洗うという行為にも「すっきり目を覚ます」とか「人前に出て恥ずかしくないようにする」という目的があることになる。
 要するに、私たちの生活上の行為はすべて計画にのっとっているといえるのだ。
 こう書くと、「そんなことはない、休日などは何もせずにダラダラしている」とおっしゃる人もいるだろう。
 だが、実はそれすらも「今日はダラダラ過ごそう」という計画を、忠実に実行している、ということだ。
 私たちの生活は、いくらでも細分化できる「計画」の積み重ねであり、その中で、あまり意識せず、負担も感じずに継続できていることが「習慣」なのである。
 だからこそ「計画力」と「習慣力」は、ビジネスはもちろん、毎日のあらゆるシーンで活用できる、万能のスキルなのだ。(本書より P164)


【関連書籍】



仕事が早くなる! 計画力&習慣力

1)本書の内容
 
 第1章 計画力を強くしよう!
 第2章 うまくいく計画のしくみのつくり方
 第3章 習慣力を強くしよう!
 第4章 習慣力を強くする9つのフェーズ(「残念な自分」を認める
 第5章 計画力×習慣力でワンランクアップをめざそう!

2)本書から学んだこと
 ・計画力=段取り力×実行力!
 ・習慣力=継続的に物事に取り組む力!
 ・計画力×習慣力は人生を変える!



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タグ:仕事術
posted by まなたけ(@manatake_o) at 18:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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