成功法則の「その先」を突き詰め、本質を考えることが大事!『年収1億円は「逆」からやってくる』(芳賀みみ著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2013年11月20日

成功法則の「その先」を突き詰め、本質を考えることが大事!『年収1億円は「逆」からやってくる』(芳賀みみ著)



年収1億円は「逆」からやってくる......タイトルだけを見ると巷によくある”○億稼ぐ”成功法則が書かれた本のように思えてしまう。しかし、実際に本書を読むと、「ミリオネアの思考」とともに「成功法則の本質を考えろ」というメッセージが書かれている本なのだ!『年収1億円は「逆」からやってくる』というタイトルは「本質を見抜き、実践することで、達成したいゴールが近づいてくる」ということを表現しているように思う。

では、なぜ「年収1億円」なのか?本書では以下のように定義している。


 お金に不自由せず、かつ健康で人間関係も良好、時間も自由に使えて楽しく暮らしている人を、私は「幸せなお金持ち」と呼んでいます。お金持ちの定義は人それぞれだと思いますが、今回は「年収1億円以上」の人を「お金持ち」としました。(本書より P10)


この文章を読むと、時間をある程度自由に使いながら暮らしていくためめ「コンフォートゾーン」を象徴的に「年収1億円」という数字で示している。

先に「本書のメッセージは"成功法則の本質を考えろ"と捉えている」と書いたが、本書は「常識を疑え!」ということから始まる。例を挙げると、巷で言われている、あるいは本にもなった
 ・長財布を使うとお金が貯まる
といった「成功法則」を疑うことから始まっている。そして、著者は自らの取材を通じた結果、「これは迷信」と断言している。その理由は本書に譲るとして、ここで大事なことは「お金持ちが長財布を使っているという現象に捉われるのではなく、なぜお金持ちが長財布を使っているのか?その本質を理解すること」なのだ。

その一方で、著者が「幸せなお金持ち」へのインタビューを通じて気づいた共通項もまとめられている。また、単なるノウハウを示すのではなく、示唆に富んだ内容で自らの考えが書かれている。例えば、以下のように。


 ただ漠然とやるのではなく、最高の基準ですべてやりきった時、おのずと成功が見えてくるのです。(本書より P55)

 幸せなお金持ちは、常に思考しています。「これってどういうことだろう?」「本質はなんだろう?」と問いかけています。知識ではなく、理解を求めるのです。(本書より P99)

 「与えれば与えられる」ーこの大事な原則が分かっていないからです。幸せなお金持ちは、それが分かっている人です。何かを与えると、結局自分が一番受け取ることになることを知っているのです。(本書より P129)

 セミナーのコンテンツを覚えるだけでは、ただの娯楽です。知識はお金になりますが、そのままではお金になりません。知識を行動に移してこそ、初めてお金に変わるのです。(本書より P189)


中には厳しい言葉もあるが、「単に成功法則の言葉を鵜呑みにするのではなく、”その先”にある本質を考える」ことをいろいろな形で示している、示唆に富んだ本である。経済的自由人を目指す方にとってはマインドセットに役立つと思う。私にとっても、「ここで書かれている本質は何か?」を、いろいろと考えながら読んだ本である。


【本書のポイント】

 常識を疑い、自分の身の回りに広がる世界について考え続けること。それがお金を稼ぐ秘訣なのです。(本書より P66)

 「生きた金」を使い、より多くの「生きた金」が返ってくるように学習してください。1回1回でどれだけ吸収できるかが大事です。そして、そこから得たものを即活用してください。知識はお金になりますが、知識のままではお金に変わりません。知識を行動に移して、そこで他人が喜ぶからこそ、その対価としてお金に変わるのです。そしてそのお金は、あなたが次の知識を得るための、相手からの投資でもあるのです。(本書より P124)


 与えること、それこそが幸せなお金持ちになる秘訣なのです。(本書より P131)


 自分はどういう人たちを顧客にしたいのか、その人たちのどういったニーズに応えるためにこの会社があるのかというのがミッション(使命)にもなり、一番大切な選択になります。
 そして何より、あなたはどう生きたいのか、どのように社会に貢献していきたいのかという、自分自身のミッションを認識することが重要です。そのためには、まずあなたのゴールを設定することが必要になるのです。(本書より P214)


【関連書籍】



年収1億円は「逆」からやってくる

1)本書の内容
 
 CHAPTER1 簡単にできる「成功法則」はぜんぶ迷信!
 CHAPTER2 誰もが「無自覚な行為」を疑おう
 CHAPTER3 お金の「常識」も疑ってかかろう
 CHAPTER4 「逆に?」と問いかけると1億円が見えてくる

2)本書から学んだこと
 ・常識を疑い、身の回りに広がる世界を考えることにヒントがある!
 ・お金とは可視化されたコミュニケーション!
 ・学びを行動に移すことが大事!
 ・自分のミッションを認識することが重要!



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タグ:自己啓発
posted by まなたけ(@manatake_o) at 01:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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