【マインドマップ付き】元アップル社長が伝える「ビジネスパーソン」として身につけるべき40の項目!『「これからの世界」で働く君たちへ』(山元賢治著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2013年06月01日

【マインドマップ付き】元アップル社長が伝える「ビジネスパーソン」として身につけるべき40の項目!『「これからの世界」で働く君たちへ』(山元賢治著)



本書伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへは、IBM、EMC、オラクル、アップルと世界的に有名なIT関連企業を渡り歩き、アップル復活の舞台裏を知る“元アップルジャパン社長”である山元賢二さんが“これからの世界を生き抜く「新しい当たり前」”を40講義という形で書かれている。

そんな本書を読んで特に印象に残った言葉は「好奇心」「本気」「覚悟」「WHYで考える」「情熱」「集中力」「体力」である。自分の周りを見ると、(自分で事業を行っている人、会社員に限らず)何か物事を成し遂げようとしている人はこれらの言葉を体現している人が多いように思われる。

その中でも特に土台となる要素は「体力」と「集中力」だと思う。これら2つが無いと、いくら「好奇心」があっても、「覚悟」があっても、「情熱」があっても成果を出し続けることは難しい。ガス欠を起こしてしまうのだ。

本書では「「体力」がすべての土台である」そして「成果を左右するのは「集中力」である」であると書かれているが、正にその通りだと思う。周りを見て「凄い!」と思う人を見ると例外なく体力がある(事実、ジョギングなどで体を鍛えている)し、体力があるからこそ、る気力も充実し、集中力も発揮しているように思う。
本書には以下のように書かれている。

 若いうちは誰でも自分は体力には自信があると思っています。事実、そうでしょう。
 一般的には、仕事での重圧や責任の重さは年齢を重ねるのに比例して大きくなり、体力の消耗も激しくなってきます。
 係長や課長への昇進話があがってくる三〇代半ばごろから、体力の差が明確に出始めます。朝出社したときの目の輝き、全身からあふれ出るエネルギー、若いときにはそこまで感じなかった個人差が歴然と表れるようになります。
 これはその年になってみないとわからないと思いますが、体力がないと、気力があっても頑張れなくなるのです。そうして、体力がない人ほど「できない言い訳」を探すようになるのが常です。
(本書より P210)


近年、痛感しているだけに耳の痛い話しである。

私は「体力」「集中力」の話が特に印象に残っているが、著者の40講義の言葉に印象が残る個所は違うであろう。だた一貫して言えることは、スティーブ・ジョブズやラリー・エリソンといった“ビジネス界の巨人”と渡り合ってきたスティーブ・ジョブズやラリー・エリソンといった“ビジネス界の巨人”と渡り合ってきた著者の言葉だけに重みを感じるということだ。そして「なぜ必要か?」という書かれている理由も納得がしやすい。

とはいえ、「新しい当たり前」と書かれているが、周りの知人を見ると、全てではないにせよ、古い年代でも本書に書かれていることを身に付けている人は結構いるように思う。特に「独特のオーラ」を放っている人は気力はもちろん、それを支える体力もあるし、集中力もずば抜けている。好奇心も強い!また、日本国内でのビジネスにおいても身につけていなければならない要素も40講座の中にはそれなりにあると思う。

というわけで、「日本のビジネスパーソンが世界で渡り合うために何が必要か?」という観点で捉えるよりも、「(世界と渡り合うためにという括りにとらわれずに)ビジネスパーソンとして身に付けておかなければならない要素は何か?」という観点で捉えながら読んだほうが良いと思う。


【本書のポイント】


■変化を生み出すのは、いつだって「猛烈な好奇心」だ

 スティーブをはじめ、こうした猛烈な好奇心を持つ人たちに共通しているのは世の中を変えてきたことです。
 引っ繰り返せば、変化は好奇心がないと生み出せない、と言えます。
 コンピュータの世界でいうと、ソフトウェアには完成というのはありません。常に改良の余地があり、開発している人間は「もっとよくできるのでは」「もっと楽しくできるはず」と飽くなき追求を繰り返す。おそらく満足感は死ぬまで得られないのかもしれません。
 「もっと」という「問い」を抱く。その猛烈な好奇心が新たなモノやサービスを生み、それによって人の暮らし、そして社会そのものを変えていくのです。
 未来をつくるのは、いつだって現状に満足しないことであり、好奇心によって引っ張り出される「問い」なのです。
 チェンジメーカーに必要なことについて、この章で詳しく語っていこうと思っていますが、最初に「好奇心」をあげたのは、一見当たり前のことのように思えても、これ以上重要なことはないからです。
 自分が全身全霊で情熱を注げること、心から向き合え、「もっと良くするにはどうすればいいのか?」という問いを持てることが、すべての変化のエンジンです。
 猛烈な好奇心が未来をつくるのです。
 好奇心がビジョンを生み、世界を変えていくのです。
(本書より P28〜P29)



■成果を左右するのは「集中力」である

 世界で成功しているビジネスパーソンに共通するスキルには、動的な優先順位づけの他に「圧倒的な集中力」があげられます。
 世界で勝負するにはスピードが重要なのは間違いありませんが、それは効率性だけの問題ではありません。効率を考える必要はありますが、効率だけでは膨大な量の仕事をこなす上では無力です。スピードを上げるにも限界があるでしょう。
 グローバルリーダーたちは、もっと根本的な解決方法として、優先順位を見直し、どこに集中するかを見極め、圧倒的な集中力でやり遂げるという、「選択と集中」を重視しています。絶対にダラダラとやらずに、めりはりをつけて、アイデア出しでも問題の解決を考える上でも、一気に向き合うというスタイルでした。
(中略)
 集中力をドライブさせるものは、前項の「T」でも触れた「好奇心」です。それも単なる好奇心ではなく、猛烈な好奇心です。
 雑念を取り払うというのはそう簡単ではないでしょうが、好奇心に突き動かされる人は、周りから話しかけられても聞こえないくらい目の前のことだけに集中するものです。だからこそ、すべての原点には嘘偽りのない好奇心がなければ戦えないのです。
(本書より P113〜P115)



■「自分の中の達成感」を常に確かめる

 お金や会社の中での地位や名誉のために働く人もいれば、幸せな家庭を築くことを目的にしている人もいるでしょう。
 しかし、もっとも大切なことは、自分で自分の目指すべき方向性を自覚しているということです。
 みなさんは何をもって成功したと実感できるのでしょうか。そこが明確でないと結局何をやっても虚しいだけです。周りの成功イメージを真似するだけの人生になってしまいます。
 スティーブ・ジョブズは、いつもこう言っていました。
 「You should all know already」(みんな知っている)
 実は誰もが、やりたいことや、やるべきことをすでに知っていると言うのです。
 誰もが社長になる必要はありませんし、誰もが一番になれるわけではありません。けれど、誰もが何をしたいかは、本当はわかっていて、できない言い訳をいつも用意しているだけなのです。
 できるかできないかより、自分がもっとワクワクすることに情熱を注ぎ、自分が目指す方向性に近づける努力をすること。最大のポイントは「止まらない」ということです。
 いいなあと思ったことがあれば、とにかくやってみることです。動いてみて、話を聞いてみて、行動に移す。それを続けていけば、必ず世界は変わります。自分の情熱のありかがわかってくるのです。
 この世でもっとも強力な武器は「パッション」(情熱)です。
 精神論に聞こえるかもしれませんが、これまで数々のグルーバルリーダーを目にした結果、彼らの最大の武器は知識やテクニックなどではなく、やはりパッションでした。
 結局、スティーブがそうだったように、どれだけの熱量を持って向き合えるかが勝負であり、それを持っている人こそ最強なのです。
 ただ、情熱というのは形がないものなので、常に確認しなければいけません。自分に向き合い、自分がワクワクしているか、つまりワクワクすることに情熱を注げ、目指すべき方向に近づこうとしているのか、という「達成感」を確認するのです。
(本書より P137〜P139)



■「何を犠牲にするか」を決める

 グルーバルのビジネスでは、何事もresults Driven(結果重視)です。この世で天才と言われる人でも、常人では想像できないほどの努力や練習をしています。
 天才は努力を努力と思わず、好奇心が勝っていた様子はこれまでご紹介したとおりですが、それでも、スティーブがプレゼンの前に膨大な量の練習をしていた事実は変わりません。
 では、常人でも結果を出すために工夫するべきことは何でしょうか。
 最初に考えておくのは「時間の使い方」です。
 どんなグルーバルリーダーも時間の使い方には、ものすごくこだわっています。
 時間術には手帳を使ったノウハウなどもたくさんありますが、ここでもHOWは大した問題ではありません。どれだけ細かく時間の配分や管理を行っても、増殖するタスクをすべてこなすことなど最初から不可能だからです。また、タスク処理の技術とビジネスの成果は必ずしも一致しません。
 時間を効果的に使って成果に結びつけようとするなら、「優先順位」「犠牲にすること」の2点を何より意識することです。
(本書より P141〜P142)



■「体力」がすべての土台である

 世界の一流ビジネスパーソンは、例外なくみんな体力があります。きついスケジュールを軽やかにこなし、会いたいと言ってくれている人たちに会って話を聞き、会議があればファシリテーター役を買って出て、次から次へと浮上する課題を決断する体力が必要なのです。
 体を動かす、集中力を持ち続けるということだけでなく、体力がないと周りへの気配りもおろそかになりがちです。世界を舞台にすれば時差や移動の問題もありますし、休憩なしで外国人と話し続けるだけのエネルギーも必要になります。
 体力が大切などというと、何を今さらと思う人もいると思いますが、なぜ多くのグルーバルリーダーたちがあれだけ体を鍛え、健康に気を遣い、体力をつけようと日々努力しているかといえば、結局すべての土台が体力だからです。
体力がなければ、仕事だけでなく人生に対しても前向きに考えることができません。
(本書より P210〜P211)



【マインドマップ】

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
なお、スマホでは綺麗に表示できないかもしれませんが、ご勘弁を(^^;)
「これからの世界」で働く君たちへ.html

そして、スマホの方は以下のリンクをクリック!マインドマップの内容を階層構造で表しました。
「これからの世界」で働く君たちへ.mm.html


【関連書籍】



伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ

1)本書の内容
 
 はじめに 世界標準の武器を教えよう
 Part1 世界を変える「チェンジメーカー」になれ!
 Part2 これからの世界を生き抜く「世界標準の武器」
 Part3 どこでも一生役立つ「サバイバル・スキル」
 Part4 「自分の価値観」に素直に世界を生き抜く
 Part5 これからのビジネスで何より大切なこと
 Part6 世界で戦う前に知っておきたいこと
 おわりに 平成の坂本龍馬になれ!

2)本書から学んだこと
 ・「猛烈な好奇心」が変化のエンジンとなる!
 ・最大のスキルは「WHY」で考えられる力!
 ・土台となるのは「体力」と「集中力」!



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posted by まなたけ(@manatake_o) at 18:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済/ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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