【マインドマップ付き】「深く掘り下げて考える」癖をつけて文章を書く!『”オンライン”で稼ぐためのコピーライティング指南書』(葉山直樹/平祐一著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2012年07月23日

【マインドマップ付き】「深く掘り下げて考える」癖をつけて文章を書く!『”オンライン”で稼ぐためのコピーライティング指南書』(葉山直樹/平祐一著)





オンラインで稼ぐためのコピーライティング指南書
を読んでみました。

今回、初めて電子書籍を取り上げ、ブログにアップします。
「コピーライティング」に以前から興味があったのですが、とあるキッカケでしった電子書籍サイトであるPuBooksに「コピーライティング」に関する書籍があったので読んでみました。

※PuBooksのサイトはこちら!
http://www.pubooks.jp/sitetop.php?aid=5323

そこには「コピーライティング」のみならず、「普段の仕事に役立つ内容」が書かれておりました。

本書のご紹介に当たって、今回は、【本書のポイント】【感想】【マインドマップ】【関連書籍】の構成で書いていきたいと思います。


【本書のポイント】

本書のポイントを以下に記述します。


■仕事は「もらう」のではなく「任せてもらう」のだ

本書の第2章に”「書けない」「売れない」「必要とされない」三流コピーライターの正体”とあります。ここには、コピーライターに必要なマインドについて書かれております。

 Q.「この不景気に随分羽振りがいいけどコピーライターってそんなに稼げるの?俺にも教えてよ。一体どうやって仕事をもらっているの?」という文章の中にコピーライターとして決定的にアウトな意識が含まれています。それはどこでしょうか?

 あまり頭を働かせず、直感で答えてみてください。
 ・・・・・・
 どうでしょう、わかりましたか?
 答えは「仕事をもらっている」です。
 もしも文章の力で報酬を得ようと思うのなら、「会社が自分に仕事をくれる」という意識は絶対に持ってはいけないのです。
(中略)
 理想的な形は「仕事をもらう」のではなく「仕事を任せてもらう」ということ。
 実際、このように意識を改めるだけで大きな違いが出てきます。
 このことは、”悩めるコピーライターについてのみ”に限った話ではありません。
(本書より)


ここでは「”売れる”コピーライターと”売れない”コピーライターの違い」について述べておりますが、なにもこれは。コピーライターに限った話ではありません。社内失業者が急増する状況にあるサラリーマンにおいても、このマインドは必要になってまいります。


■提携クライアントを増やしていくには?

コピーライターとして活動し始めたとき、「著者が実際に案件を獲得し、提携クライアントを増やしていった手段」が公開されております。

以下に、そのステップを記載いたします。※詳細は本書をご覧ください。

Step1 案件を探す
・あまりにも”低単価な案件”は請けない
・「緊急!」の案件は受けない

Step2 自分の広告を作り添付する
・クライアントが抱く5つの不安を取り除け

Step3 メール文章を簡潔にする


■「顧客リサーチ」こそ重要!

大きなテーマとターゲットを理解できればコピーは一応書くことができます。しかし、それでは「顧客と大きなトラブルの要因になる」と著者は述べております。

 クライアントが”企業”の場合は特に、商品をリリースする際、綿密なミーティングを重ねて細部に渡り「なぜこの商品は売れるのか?」を作り上げます。
 その中でメインの議題の一つとして挙げられるのが「競合との差別化を図るためにはどんな要素や切り口を導入するか?」です。
 ここが十分で、読者が納得するものでなければ、その商品が選ばれる理由はありません。
こういう議論に関する打ち合わせというのは実にたくさんの意見やアイデアが飛び交うものです。一つの切り口に多くの見方が付け加えられ、その中でムダなものは削ぎ落されていくのです。
 そして、イメージングされたものを、クライアントは多くの場合”端的に”企画書を落とし込んでコピーライターに依頼します。
 ターゲットやUSPについては問題なくクリアできるかも知れません。
 しかし、クライアントが打ち合わせを重ね、その際に頭にインプットされた会話、商品優位性イメージングの過程は基本的に企画書からは読み取れません。なぜかと言うと企画者は”重要なことを伝える為の書類”であり、”重要な内容がこうして決まった”と伝える役割を持たないからです。
 つまりはほとんどのコピーライターはこの”USPに到達する前の情報”を知ることなく執筆しているといえます。これではでき上がったコピーにクライアントが満足しなくて当たり前です。

 あなたもご存じの通りコピーライティング、特に長文になりやすいセールスレターは大なり小なりストーリーを必要とそ、クライアントがストーリー構築に使って欲しいと願う素材は、多くの場合はクライアントの頭の中にしかないのです。
(中略)
 リサーチと言うのは「ネットリサーチ」のみを指しているわけではありません。それよりもさらに「顧客リサーチ」は重要で、クライアントの要望の上に”売りの理論”を積み重ねなくては決して理解は得られません。
(本書より)



■何ごとも深く考える癖をつける!

実は「文章を書く上で、ここが重要ではないか?」と思った個所が以下の文章です。以下に掲載します。

 ここで私が伝えたいことは、「何ごとも深く考える癖をつけてください」ということです。
(中略)
 セールスレターは「文章の営業マン」「紙の営業マン」「Web上に配置されたセールスマン」などといわれています。だから上辺だけを見ると「セールスマンならセールスのスキルが重要」と、そこにばかりフォーカスされたセールスレターが作りだされます。
 しかしセールスマンをたどると行き着くのは人間です。「人間でありセールスマンであれば何が重要か?」そう考えた時にはじめて”セールスレターの真理”が見えてくると私は考えています。
 英語であれば「英語を覚えると外国人と話せるし仕事に役立つ」、本当にこれだけでしょうか?もっと深く掘り下げてあなたなりの最深層を暴きだしてください。ダイエットであれば「痩せると異性にモテる」が最も深い考えだと断言できますか?リサーチで外に答えを求めるのではなく、自分の中から答えを引き出すのです。
(本書より)



【感想】

コピーライティングに重要なのは、「その商品に込められた担当者の”思い”をいかに深く掘り下げ、それを文章として伝えるか?」ということだと本書を読んで思いました。

そのことで思いだしたことがあります。それは佐藤可士和さんが『佐藤可士和の超整理術』。この本の中で佐藤可士和さんは「アートディレクター=ドクター」と表現しております。その意図は「クライアントから得た”情報”やクライアントの”考え”をもとに問題の本質を明確にすることによってその解決策をデザインという形にする」というところにあります。

 漠然と問題を抱えつつも、どうしたらいいのかわからなくて訪れるクライアントを問診して、病状の原因と回復に向けての方向性を探り出す。問題点を明確にするのと同時に、磨き上げるべきポテンシャルをすくい上げるのです。 だから”アートディレクター=ドクター”という形容がぴったりくる。つまり、自分の作品を作るのではなく、相手の問題を解決する仕事なのです。解決策をかたちにする際にはじめて、デザインというクリエイティブの力を使うわけです。
(佐藤可士和著『佐藤可士和の超整理術』より)


そしてさらに佐藤可士和さんは以下のように語ります。

 僕の考えるアートディレクションは、自己表現が原動力ではありません。(中略)なぜなら、答えはいつも、自分ではなく相手のなかにあるからです。それを引き出すために、相手の思いを整理するということが、すごく重要になってくるのです。
(佐藤可士和著『佐藤可士和の超整理術』より)


本書を読んで「コピーライティングにおいても同じことは言えるのではないか?」と思いました。企画書を読むことで商品のUSPや競合との差別化のポイントは分かるかもしれません。しかし、表面的な情報だけでは読んでくれる相手に伝える文章を書くことはできません。商品に込められた担当者の”思い”をいかに深く掘り下げ、自分なりに考えて文章に込めるか?文章を書く上では「書く前が重要」とよく言われますが、本書で伝えたかったことはこのことかな?と本書を読んで思いました。

私もブログという形で本に関する文章を書きますが、
 ・自分の文章は、その本の持っている良さを伝えているのか?
ということを思わず考えてしまいました。

本書に書かれている事を参考にしながら、「取り上げた本の良さを深く掘り下げ、読者に伝えられる文章を書こう!」と改めて思った次第です。


※2012-08-24追記
【マインドマップ】

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
なお、スマホでは綺麗に表示できないかもしれませんが、ご勘弁を(^^;)
”オンライン”で稼ぐためのコピーライティング指南書.html

そして、スマホの方は以下のリンクをクリック!マインドマップの内容を階層構造で表しました。
”オンライン”で稼ぐためのコピーライティング指南書.mm.html

※追記ここまで


【関連書籍】


佐藤可士和の超整理術
  • 佐藤可士和
  • 日本経済新聞出版社
  • 1575円
Amazonで購入




オンラインで稼ぐためのコピーライティング指南書


1)本書の内容
 1章 人生を変えるコピーライティング
 2章 「売れるコピーライター」の執筆マインド
 3章 今の時代、どう”書けば”売れるのか?
 4章 自宅でコピーライターを始めてみよう
 5章 セールスレターとは何か?
 6章 セールスレター構成1:ヘッドコピー
 7章 セールスレター構成2:ボディコピー
 8章 セールスレター構成3:クローズコピー
 9章 セールスレター構成4:追伸

2)本書から学んだこと
 ・「仕事を任せてもらう」意識を持つ!
 ・企画書には見えない「思い」をリサーチすることが重要!
 ・そのためには「何事も深く掘り下げて考える」ことが必要!



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posted by まなたけ(@manatake_o) at 13:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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