【マインドマップ付き】「15の地図」は自分の潜在的な思いを顕在化させてくれる!『極上の仕事』(マイケル・バンゲイ・スタニエ 著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2012年02月21日

【マインドマップ付き】「15の地図」は自分の潜在的な思いを顕在化させてくれる!『極上の仕事』(マイケル・バンゲイ・スタニエ 著)


極上の仕事 あなたのビジネス人生が輝く15の地図
  • マイケル・バンゲイ・スタニエ
  • サンクチュアリ出版
  • 1680円
Amazonで購入


サンクチュアリ出版の本を初めて読んでみました。

『本を読まない人のための出版社』、『ONE AND ONLY』、『BEYOND ALL BORDERS』というコンセプトを掲げる同社は「なかなか面白いコンセプトの出版社」です。

同社の『図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術』を本屋で立ち読みをしたとき、「なかなか面白い本だなあ!」と思いながら読んだことを覚えております。そのときは持ち合わせもあまりなかったこともあって購入には至りませんでしたが、タイトルに興味を持ち、読んでみたところ、なかなか読みやすい本だという印象が残っております。

今回、極上の仕事 あなたのビジネス人生が輝く15の地図を読む機会を得たので、読んでみました。

本書のご紹介に当たって、今回は、【本書のポイント】【感想】【マインドマップ】【関連書籍】の構成で書いていきたいと思います。


【本書のポイント】

今回のポイントをまとめました。以下に掲載いたします。


■誰もが思う仕事に対する疑問

 仕事を通じて成長を続け、マンネリに陥ることもなく、自分にとって、魅力的でなおかつ全力で取り組める仕事を増やすにはどうしたらよいのだろうか?
 より大きな影響力を持って仕事をするために、どうするべきか?
 自分の強みを活かして仕事をするために、どうするべきか?
 業務時間の大半をなんとなく埋め尽くしてうるようなつまらない仕事を減らすことには、どうするべきか?

(本書より)


上記の引用は、仕事に対する誰もが思う疑問です。しかし、実際には「どうするべきか?」と思いを巡らせながらも、以下のような状況に陥っていることが多いのではないでしょうか?

 テクノロジーの進歩で、どこにいても仕事が追いかけてくるようになった。忙しさこそが成功の物差しであると言わんばかりに、慌ただしさは増す一方だ。経済の絶え間ない変化によって、将来の見通しはますます不安定なものとなっている。我々は安心感を得るために、これまでやってきた手慣れている仕事のやり方にしがみつこうとする。それよりもずっと優れた手法があったとしても、冒険するには“リスクが高すぎる”とお決まりのセリフを言い、手前勝手にやらない決断を下してしまう。多くのつまらない仕事に時間を割いているにもかかわらず、クリエイティブであることを放棄している。
(本書より)


■3つの仕事の種類

本書では「人間が行う活動のすべては三つの基本的カテゴリーに分類されている」(本書より)と述べております。それは、「つまらない仕事、価値ある仕事、極上の仕事」(本書より)の3つです。

それぞれ以下のような仕事を指しています。

つまらない仕事とは
「時間とエネルギーと人生の無駄遣い」、「する価値が全くない仕事」、「この種の仕事を大切に扱う必要はなく、たとえ嫌々であってもしない方がいいような仕事」、「無意味な仕事」。(中略)

価値ある仕事とは
「普段行っているような有益で生産性の高い仕事」で、仕事時間の大半はこの価値のある仕事に費やされている。
(中略)
価値ある仕事は、組織において常に必要とされている。組織レベルで言えばこの種の仕事はいわばメインディッシュのようなもので誰も異論なく重要性を認識している。来期の利益をもたらす役割を担った、効率的で焦点が明確な仕事である。

極上の仕事とは
価値ある仕事の重要性を認識している人は、それ以上の仕事もすぐに予想がつくだろう。「自分にとって意義深く、周囲への影響力を持ち、社会に貢献できるような仕事」、「モチベーションを高め、能力を最大限引き出してくれる、刺激的な仕事」、そして、誰もが増やしたいと望んでいる仕事のことである。
(中略)
(本書より)


■ヒントを与える15の地図

本書には「15の地図」が用意されております。「15の地図」を作成する過程が、新たな発見や気づきなど、自分にとっての「極上の仕事」を知る手掛かりを与えてくれます。

「15の地図」は以下の通りです。

 ・第一の地図 三つの仕事の配分を知る
 ・第二の地図 最高の瞬間を記憶から取り出す
 ・第三の地図 ゾーン状態を自ら再現させる
 ・第四の地図 模倣する力を強化する
 ・第五の地図 人生と仕事を俯瞰する
 ・第六の地図 無意識の悩みを顕在化する
 ・第七の地図 組織との折り合いの付け方
 ・第八の地図 選択肢から最良を選ぶ
 ・第九の地図 創造筋を鍛える
 ・第十の地図 三コマ物語を作る
 ・第十一の地図 心理的ブロックをわざと破る
 ・第十二の地図 プロジェクトの実行ボタンを押す
 ・第十三の地図 サポート体制を確立する
 ・第十四の地図 初期フローを仕組み化する
 ・第十五の地図 極上の仕事を見失ったとき
(本書より)


【感想】

「自分が本当にやりたいと思う仕事をやってみたい」という気持ちは誰にでもあると思います。しかし、それが何なのかが、なかなか見えてこない!そんな思いに駆られる方が、多いのではないでしょうか?本書は、そんな方にピッタリの本だと思いました。

自分の心の奥底にある思いを顕在化させること、そして、顕在化した思いを行動に移す仕組みを作ることを、「15の地図」を作るワークを通じて行うことが出来るのが本書の大きな特徴だと思います。

本書の地図を自分なりに分類すると、以下の通りになります。

1.自分を知るための地図
 ・第一の地図 三つの仕事の配分を知る
 ・第二の地図 最高の瞬間を記憶から取り出す
 ・第三の地図 ゾーン状態を自ら再現させる
 ・第四の地図 模倣する力を強化する
 ・第五の地図 人生と仕事を俯瞰する
 ・第六の地図 無意識の悩みを顕在化する
 ・第七の地図 組織との折り合いの付け方

2.未来を描くための地図
 ・第八の地図 選択肢から最良を選ぶ
 ・第九の地図 創造筋を鍛える
 ・第十の地図 三コマ物語を作る

3.実行するための地図
 ・第十一の地図 心理的ブロックをわざと破る
 ・第十二の地図 プロジェクトの実行ボタンを押す
 ・第十三の地図 サポート体制を確立する
 ・第十四の地図 初期フローを仕組み化する
 ・第十五の地図 極上の仕事を見失ったとき
(本書より)


こうして見ると、本書の地図を作る作業は、「現在」「過去」「現在と未来をつなぐ道」を描く作業と言えます。これらの作業は、手帳術と共通するものがあると思いました。

大田正文さんは自身の著書『1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術』で以下のように述べております。
1)あらゆる物事は、分解することで解決できる
・全体像がつかめる
・分解することで、必ず「ひとつの物事」にまとまる

2)どこに向かいたいのか、常に意識できる
・意識している方向に向け、つねに意識できる
1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術』より


本書に書かれている1つ1つの地図をみると、それぞれの目的に応じて「見える化」してくれます。そして、「15の地図」をクロスさせながら見たとき、今まで見えなかった絵が、よりはっきりと見えてくるような気がしております。

やりたいと思うことがボンヤリと見えるものを、よりハッキリさせていきたいと思う方に、おすすめの本です。


※2012-03-03追記
【マインドマップ】

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
なお、スマホでは綺麗に表示できないかもしれませんが、ご勘弁を(^^;)
極上の仕事.html

そして、スマホの方は以下のリンクをクリック!マインドマップの内容を階層構造で表しました。
極上の仕事.mm.html

※追記ここまで


【関連書籍】


1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術
  • 大田正文
  • サンマーク出版
  • 1470円
Amazonで購入
書評


極上の仕事 あなたのビジネス人生が輝く15の地図

1)本書の内容
 1 自分の立っている場所はどこか
 2 過去を見つめる
 3 普段いる場所から一歩外れる
 4 勇気を持って踏み出す
 5 未来を触る
 6 決断し実行する仕組み
 7 もしも極上の仕事で躓いたら

2)本書から学んだこと
 ・「15の地図」を作る作業を通じて、知らなかった自分の潜在的な思いを顕在化させることができる!
 ・長期的に取り組み、その軌跡を追うことで、いろいろな気付きを得ることができる!
 ・「15の地図」を作る作業は、手帳術ともつながるところがある!



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posted by まなたけ(@manatake_o) at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 整理法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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