【マインドマップ付き】ストーリーシンキング「相手に分かりやすく伝える」ための論理的思考!「日経ビジネスAssocie 2011-09-06号」: ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2011年08月23日

【マインドマップ付き】ストーリーシンキング「相手に分かりやすく伝える」ための論理的思考!「日経ビジネスAssocie 2011-09-06号」


日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 9/6号 [雑誌]
  • 日経BPマーケティング
  • 590円
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『日経ビジネスAssocie』は私が好きな雑誌の一つです。

好きな理由は、特集の着目点が素晴らしいこと。例えば、「数学」のように、ビジネスパーソンにとって必要な思考にも関わらず、それをメインの特集として組む雑誌がない中、アソシエは「数学特集」として取り上げる。このように、実務に役立つ”意外”なスキルを特集として取り上げるのが、アソシエの特徴だと思っております。

今回の日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 9/6号 [雑誌]の特集1は「ストーリーシンキング」。ゴールである問題解決を行なうためにストーリーを描くスキルは必要とされています。しかしながら、私もそうですが、実務者にとってはストーリーを描くことは苦労します。なぜ、苦労するかというと「どのように描いたらよいか分からない」から。今回のアソシエの特集は、そんな人にとって、うってつけの特集だと思います。

今回は、【特集1のポイント】【感想】そして【マインドマップ】の構成でレビュー記事を書きたいと思います。


【特集1のポイント】

本書を読んでいる中で、私自身が「ここがポイントだな!」と思った個所を以下に記載いたします。


■空・雨・傘+HTD

本誌では「空・雨・傘+HTD」で考えることを推奨しております。

「空・雨・傘」はコンサルティングファームで使われるフレームワークです。これは、目的を実現するために、以下の3つの要素で考えます。

 1)事実に基づいて状況を把握するいくと
 2)状況に対する自分の知見(インサイト)に基づき解釈する
 3)解釈に基づき導き出された結論に基づき行動する

しかし、これらの要素はあくまでも「What To Do(何を行うか)」です。行動を実際に行なうためには「How To Do(どのように行うか)」が必要になってまいります。例えば「xxに行く」という場合、行動(傘)は決まっていても、電車でいくのか、バスで行くのか、それとも歩いていくのか?「どのように」という要素がなければ、実際に行動に移すことはできません。

だからこと「空・雨・傘」にHTD(How To Do)が必要になってくるわけです。


■発散と収束

発散は「発想をドンドン広げていくこと」です。

本書では”「空・雨・傘」を広げること”で”発散”を行うことを紹介しております。

それぞれの要素でいろいろと考えていくと、関連する項目がドンドンあがり、何本ものストーリーが出来上がっていきます。

では、なぜいくつものストーリーを考える必要があるのでしょうか?本誌では以下のように述べております。
 ビジネスの問題に『正解』はありません。あるのは「どちらがよりベターな解か」という評価です。だからこそ、複数でのストーリーを立てることが、できるだけ多くの可能性を考え、その中からベストの選択肢を見つけるために、絶対に必要なのです。
(「本誌」より)

幾つものストーリーが出来上がっていったら、今度は最終的に一つのストーリーに絞り込んでいきます。

本誌では「ピラミッド構造」での検証と修正を紹介しております。そして、検証と修正を繰り返していき、最終的に1つに絞り込んでいく、”収束”させていくわけです。

これらの作業は「紙に書いて行なうのがよい」と本誌では述べております。
これは実際にやってみると分かりますが、頭の中で考えるだけでは「抜け」や「モレ」が多くなります。逆に紙に書いて可視化することによって、「気づき」が多く生まれます。


■ストーリーを1枚の紙に!

最後はドキュメント化することですが、絞り込んだ「空・雨・傘+HDT」のストーリーを1枚の紙にまとめることが大きなポイントとなります。

本誌に書かれているメリットは2点あります。

まず、メリットの1点目は、1枚にまとめることで、「相手は何の話か?ということが先に分かる」ということです。
メリットの2点目は、「相手の信頼を得やすい」ということです。これは、1枚にまとまっているがゆえに、相手は「状況認識から結論までの道筋が一目で分かる」からです。

しかし、1枚にまとめることは練習が必要になってまいります。型を身につけ、練習をすることの必要性を本誌では言っております。


【感想】

本誌ではロジカルシンキングの要素を取り入れながら、ストーリーシンキングの考え方を展開しております。

ロジカルシンキングの本というと難しい本が多いので、私も含め、なかなか実務で使うことが難しいです。また、フレームワークもたくさんあり、「どのフレームワークをどういう場面で使えばよいのか?」が分からなくなります。

しかし、本誌で展開されている「空・雨・傘+HTD」という考え方はシンプルです。そして「空・雨・傘+HTD」という考え方は、我々が日常よく使う考え方です。このため、本誌に書かれている例は、私たちにスッと入ってくると思いました。

実際、「状況を理解し、解釈し、導き出した結論から行動する」ということは、我々が普段仕事をする中で考えることです。ただ、その精度を上げることを課題と感じている人が多いのではないでしょうか?その意味では本誌の特集は「ビジネスパーソンの意見を聞きながら、実際に直面している課題に基づいた特集を組んでいる」と感じました。

今回の特集は、シンプルではあるが、実際に使いこなすには練習が必要!繰り返し行っていきながら、自分のものにしていきたいと思います。


【マインドマップ】

本書の概要を表したマインドマップを以下に記載します。

image.png
拡大表示は以下のリンクをクリック!
ストーリーシンキング(日経ビジネスAssocie 2011-09-06).html


日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 9/6号 [雑誌]

1)本書の内容

特集1:ストーリーシンキング
 PART1 基本編
  ・「思いつき」を「問題解決の物語」に変えよう!
  ・ビジネスのストーリーは「空・雨・傘+HTD」で作る
  ・空・雨・傘をどんどん広げる
  ・インタビュー 漫画家さそうあきらさん
  ・Column ●ハリウッド映画はすべて3幕の型に収まる
 PART2 検証・強化編
  ・「なぜ?」「詳しく!」・・・ピラミッド構造で検証&補強
  ・ピラミッドをうまく作るコツ
  ・ストーリーシンキングに使える思考ツール
 PART3 HTD編
  ・人を動かす力は「How To Do」に宿る
  ・HTDの定番テンプレート6
  ・Column ●「傘」を定め、戦術で補強する映画作りの秘密
 PART4 ドキュメント編
  ・ストーリーシンキングの完成フォーマット
  ・「YES!」と言わせるドキュメントの作り方
  ・Column ●全員が「Yes」でなくても構わない
 PART5 定番ストーリー編編
  ・4つの定番ストーリーを丸暗記!
  ・ネガティブストーリーを潰せ
  ・Column ●日本KFCの「クリスマスストーリー」に学ぶ

2)本書から学んだこと
 ・”問題解決”までの道筋をストーリーで考えることで相手に理解される資料になる!
 ・ストーリーの基本形は「空・雨・傘+HTD」で!
 ・型を身につけるためには繰り返しの練習が必要!


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posted by まなたけ(@manatake_o) at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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