全脳思考(神田昌典著)(後編): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)

2010年10月26日

全脳思考(神田昌典著)(後編)


全脳思考

全脳思考

  • 作者: 神田 昌典
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/12
  • メディア: 単行本



1)本の内容
・全脳思考モデル−クイックスタート−
・発想・行動・結果を生み出すストーリーの法則
・行動するための、ロジカル思考とは?
・行き詰まりを突破するCPS
・社会変革のためのマーケティング

2)この本から学んだこと
・”論理”だけでなく、”共感”を呼ぶ物語を描くことが大事

全脳思考モデルとは何なのか?
まずはその構成から触れていきたいと思います。

始めに言っておきたいことは、「全脳思考モデルは、私の頭の中ではいまいちピントこない」ということです。何となく言いたいことは分かるのですが、いまいちしっくりこないというのが正直なところです。したがって、以下に書いた私の理解が間違っているかもしれないことを、あらかじめご了承ください。

前編でも書いたとおり、全脳思考モデルは以下の5つで構成されております。
 ●全脳思考モデル・クイックバージョン
  ・全脳思考モデル・5ステップ
  ・理論的裏づけ
 ●全脳思考モデル・フルバージョン
  ・簡単ロジック思考
  ・創造的問題解決CPS
  ・最後の鍵−出会いの深層背景−

ベースとなっているのは「U理論」です。
U理論では「4段階のプロセスを経て”未来に組みあがる全体像”を見ることができる」一連の思考プロセスです。その4段階のプロセスとは以下の通りです。
   @ダウンローディング
     過去の思い込みから脱することができない段階
   A事実的
     客観的なデータをもとに、現状の問題を解決
     しようとする段階
   B共感的
     感情的な結びつきを感じ取れる段階
   C創造的
     自分が想定した以上の未来が思わず出現する段階

既存のロジカル・シンキングでは”A事実的”までの段階までしか到達できないのですが、更なる深みに到達するための思考モデルが”全脳思考モデル”と理解しました。

そのキーとなるのが、
 ・顧客の未来を創造し、そのための行動を考える
  (CPS:イメージ思考)
 ・言葉の裏にある”背景”を共有する
ということです。

本書でも”つぶやく”という言葉が後半にでてまいりますが、最近、Twitterが流行っていることを連想しました。なぜTwitterが流行っているのかというと、「140文字に込められたメッセージに共感し、知らない間柄であっても繋がりを感じることができる」からです。U理論で言うと、”B共感的”を経て、”C創造的”な世界が出現した状態です。

ところで、”全脳思考モデル”という名前がついておりますが、”顧客との繋がりや共感を用いる”ところを見ると、「”60分間・企業ダントツ化プロジェクト(神田昌典著)”とベースは同じなのかな?」と感じます。本書でも「過去にさかのぼって分析してみたとき、私は、成功した提案を生んだ思考プロセスは必ず共通したパターンがあることに気づきました。その思考の根底にある共通パターンをシンプルな一枚のチャートに凝縮させたものが、”全脳思考モデル”です。(本書より)」と言っております。そこはやはり”エモーショナル・マーケッター”として培ってきた神田さんならではの思考なのかなと感じました。

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タグ:神田昌典
posted by まなたけ(@manatake_o) at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 神田昌典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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