
今回のイベントは2部構成!
◎第1部 ココが変だよ、女性の働き方
◎第2部 僕らが創造的に働くワケ

私は今回は観客の一人として参加いたしました。
■第1部 ここがヘンだよ、女性の働き方
このパートでは、外国人から見た日本の女性の働き方について、パネルディスカッションが行われました。登壇者は以下の3名。
◎アメリア・ジュールさん(日本/アメリカ IDEO TOKYO ビジネスオペレーションリード)
◎ロ・アセイさん(中国 ASEANコーディネーター)
◎マイコル・メディナさん(ベネズエラ クリエイティブディレクター)
3人のトーク、そして会場からの質問を通じて感じたことは、「日本は先進国にも関わらず、女性が働くには厳しい環境」ということ。特に、「出産か?仕事か?」という選択しなければならないという状況、そして空気が、女性が働く上で大きな壁となっていることを痛感しました。そして、それが日本の働く女性がキャリアパスを描くことが出来ない状況を作り出している原因の一つのようにも思えます。それを乗り越えるためには、支援制度、職場の理解、そしてパートナーの協力(ここは耳が痛い!)といったサポートが必要だと思います。
その一方で、キャリアを築いている女性が、ロールモデルとして存在しているのも事実。自分自身の可能性を諦めず、進み続けることも必要だと思いました。
■第2部 ボクらが創造的に、はたらく理由
このパートでは、「なぜ今の働き方を選択したのか?」「創造的に働くために一番必要なことは何か?」について、トークが行われました。登壇者は以下の4人。
◎赤木優理さん(44田寮 寮長/チーム・ゼロイチ 代表)
◎山崎大祐さん(株式会社マザーハウス 取締役副社長)
◎玉樹真一郎さん(わかる事務所 代表取締役社長 任天堂「Wii」を企画したプランナー)
◎小野裕之さん(greenz.jp副編集長)
司会の横石さんが「武闘派」と言っていただけあり、「それぞれが言いたいことを言う」という感じでトークが進み、非常に盛り上がりました。
その一方で、危機感を抱いたのも事実です。
赤木さんの言葉を借りると、日本の企業が得意としている「連続型イノベーション(既存のモノを機能追加などで形を変えること)」は、安い価格で販売する新興国企業と同じ土俵で戦わなければならならない。その一方で、我々日本人が求められているのは「非連続型イノベーション(破壊的イノベーション)」でビジネスを創出すること。だが、我々日本人は「学ぶ」ことを得意としているが、「新しいことを考え続ける」ことを得意としていない。「考え続け、新しいことを生み出していかなければ、かつてアメリカが日本に製造業で打ち負かされたのと同じ運命をたどるのか?」と感じました。
では、「創造的な働き方とは何か?」というと、やはり「新しいことを創造することにワクワクすること」だと思います。新しいことを考えるヒントとなるのが自分の直感や喜怒哀楽!そして、問題意識!新しいことの多くは「問題意識」や「疑問」から、「それを解決するにはどうすればいいのか?」という発想から生まれてまいりました。「問題意識から新しいことを考え続けることが必要」と感じた次第です。
今回のテーマは、日本人の今後の働き方を考える上で、避けては通れないもの。本イベントに観客として参加し、それを考える機会に恵まれてよかったと思います。

【ちょっと気になる!?】
本イベントの第2部「ボクらが創造的に、はたらく理由」に登壇された山崎大祐さんが副社長を務める株式会社マザーハウス製のバッグのうち、ちょっと気になったバッグをピックアップいたしました。
■MOTHER HOUSE 『DOT BOSTON M』
このバッグ、ジュートの上にパンチングレザーが張られたバッグなんです。内側には小分けのポケットが多数設けられ、細かいものの収納にも困らないように配慮されています。それにしてもデザイン性も高いが、機能性が高そうなこのバッグ!
もちろん、"MADE IN BANGLADESH!”
【関連書籍】
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