2012年05月19日

【書店訪問】有隣堂ヨドバシAKIBA店様「私を変えた『イノベーション』の本。」フェアを見に行きました!

2012年5月18日に、有隣堂ヨドバシAKIBA店様にて現在開催されている有隣堂ヨドバシAKIBA店様×日経BPマーケティング様のフェア「私を変えた『イノベーション』の本。」を見てまいりました。秋葉原駅のすぐそばにあるヨドバシカメラの7階に同店はあります。
(写真は日経BPマーケティング様より転載させていただいております)

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金曜日の仕事帰りに同店に寄りましたが、レジにはたくさんのお客様が並んでおりました。そしてフェアの棚にてたくさんのお客様が本を手にとっておりました。


今回の有隣堂ヨドバシAKIBA店様のフェアを見て印象に残ったのは、何といってもフェアに掲げられたパネルでした。

AKIBA4.jpg

緑のパネルには「”基本”と”情熱”で変化を起こす!自分と明日を変える!!『イノベーション』の本」と書かれております。このパネルの文字を見たとき、「まさに、イノベーションを起こす過程を端的に表した言葉だ!」と思いました。いつもは陳列している本に主に注目するのですが、今回はパネルのメッセージにインパクトを受けました。パネルを見て棚に注目したお客様も多かったのではないかと思います。
※ちなみに、このパネルは日経BPマーケティングの石原さんが考えてつくりました!

このパネルを写真で見るのと実物で見るのでは大違い!実物を見たパネルは、フェアを見にこられたお客様に対し「イノベーションとは何か?」を語りかけているような気さえいたします。


また、棚をみると以下の話題の本が多く並んでおりました。

パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法

パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法
  • ジョエルバーカー
  • 日経BP出版センター
  • 1427円
Amazonで購入


リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

リーン・スタートアップ  ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
  • エリック・リース
  • 日経BP社
  • 1890円
Amazonで購入


小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密

小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密
  • ピーター・シムズ
  • 日経BP社
  • 1680円
Amazonで購入



今回のフェアで注目した本はこちら!

究極の顧客サービス「ザッポス体験」 ―顧客も社員も幸せにする5つの法則

究極の顧客サービス「ザッポス体験」 ―顧客も社員も幸せにする5つの法則
  • ジョゼフ・ミケーリ
  • 日経BP社
  • 1680円
Amazonで購入


世界最大のオンライン靴店のザッポス!「顧客に感動を与える企業」として語られる体験は、いろいろなメディアでも取り上げられております。
本書は著者のジョセフ・ミケーリがザッポスを分析!ザッポスを成功に導いた「5つの成功法則」が書かれております。


気づきを与えるパネル!注目の本!そして、今まで知らなかった本との出会いがある同フェアに是非ともお立ち寄りください!

有隣堂ヨドバシAKIBA店様 地図

大きな地図で見る

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2012年05月17日

ビジョン『リーン・スタートアップ』(エリック・リース著)


リーン・スタートアップ  ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
  • エリック・リース
  • 日経BP社
  • 1890円
Amazonで購入


リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだすを読んでみました。

発売から2週間で4万部を突破した本書は、大きな反響を呼んでおります。その証拠に、本書の著者であるエリック・リース氏が来日したときの講演会の模様はテレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」でも放映されました。
私も現在読んでいる途中ですが、「これは一つの記事にまとめるのは難しそうだな」と思うほど内容の濃い本です。そのため、各パートに分けて記事を掲載したいと思います。今回は「第1部 ビジョン」を取り上げます。

本書のご紹介に当たって、今回は、【本書のポイント】【感想】【マインドマップ】【関連書籍】の構成で書いていきたいと思います。


【本書のポイント】

本書のポイントを以下に記述します。


■リーン・スタートアップの5原則

本書の「はじめに」には、リーン・スタートアップの5原則が書かれております。リーン・スタートアップの5原則とは以下の通りです。


●リーン・スタートアップの5原則
1.アントレプレナーはあらゆるところにいる
2.起業とはマネジメントである
3.検証による学び
4.構築―計測―学習
5.革新会計



■「構築―計測―学習」を通じて舵取りを行う

本書の「はじめに」には、リーン・スタートアップの5原則が書かれております。リーン・スタートアップの5原則とは以下の通りです。

●リーン・スタートアップの5原則
1.アントレプレナーはあらゆるところにいる
2.起業とはマネジメントである
3.検証による学び
4.構築―計測―学習
5.革新会計


本書では、上記の5つの原則について、3部構成にて説明しております。


■「構築―計測―学習」を通じて舵取りを行う

 リーン・スタートアップでは、さまざまな仮説に基づいて複雑な計画を立てるのではなく、構築―計測―学習(Build-Measure-Learn)というフィードバックをハンドルとして継続的に調整を行う。ピボット(pivot/方向転換)をいつすべきなのか、そろそろすべきなのか、いまの方向性を維持して辛抱(persevere)すべきなのかは、この操縦プロレスを通して学ぶことができる。順調にエンジンの回転が上がったあと、スケールアップして事業を成長させるわけだ。その方式もリーン・スタートアップ方式には用意されている。
(本書より)


スタートアップのためには「ビジョン(vision)」「戦略(strategy)」「製品(product)」が必要です。本書では、それぞれを以下のように定義しております。

・ビジョン(vision)
スタートアップのための目的―繁栄し、世界を変える事業を構築する
・戦略(strategy)
ビジョンを実現するためのビジネスモデル、製品ロードマップ、提携企業や競合他社の視点、予想される顧客など
・製品(product)
戦略から生み出される成果物

ただ、状況の変化に応じて戦略の変化(ピボット)、製品の最適化(エンジンのチューニング)を行う必要が出てまいります(とはいえ、ビジョンが変わることはめったにない)。さまざまなチューニング(ときにはピボット)を行いながら、アントレプレナーは事業を目的に到達させることが仕事となります。


■アントレプレナーとスタートアップ

アントレプレナーというと、一般的には「新規に会社を立ち上げ、事業を行う“起業家”」というイメージがあります。しかし、本書では大企業で働く「イントレプレナー(企業内起業家)」もアントレプレナーと呼んでおります。これは著者が「リーン・スタートアップをさまざまな企業や業界に応用してきた結果、一般に思われているほどアントレプレナーとイントレプレナーには違いがなく、共通点が多い」(本書より)と思うようになったからです。

さて、本書においてスタートアップとはどのように定義されているのでしょうか?本書ではスタートアップを以下のように定義しております。

 スタートアップとは、とてつもなく不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織である。
(本書より)



■学び

現代は「不確実な」時代です。そのような状況の中でスタートアップした場合、変化に応じて「ピボット」あるいは「チューニング」を行う必要があります。適切に「ピボット」や「チューニング」を行うためには、「学ぶ」ということが必要となってまいります。

では、どこから何を学ぶのか?
それは「顧客」から「価値があるものは何か?」を学ぶということです。

著者は「検証による学び(validated learning)」を以下のように述べております。

 私は、スタートアップにとって学びは進歩に欠かせないものだと考えるようになった。顧客の望みを学ぶためにどうしても必要なもの以外の努力はなくてもいい。これを私は「検証による学び」と呼ぶことにした。スタートアップにとってもっとも重要な尺度に照らして必ず改善になるものだからだ。
(本書より)



■実験

著者は「スタートアップは大きな実験」と述べております。

 一番のポイントは、どのような業界であれスタートアップは大きな実験だとかんがえることだ。「この製品を作れるか」と自答したのでは駄目。いまは、人間が思いつける製品ならまずまちがいなく作れる時代だ。問うべきなのは「この製品は作るべきか」であり「このような製品やサービスを中心に持続可能な事業が構築できるか」である。このような問いに答えるためには、事業計画を体系的に構成要素へと分解し、部分ごとに実験で検証する必要がある。
(本書より)


この実験の目的は「ビジョンを中心に持続可能な事業を構築する方法を明らかにする」(本書より)ことにあります。

本書の「第4章 実験」には世界最大のオンライン靴店である「ザッポス」の創業者であるニック・スインマーンの実験が載っております。

 スインマーンは実験からスタートすることにした。まず、靴をオンラインで買う顧客がいるという仮説をたてる。そしてその仮説を検証するため、近所の靴店に頼んで在庫品の写真を撮影させてもらった。撮った写真はウェブに掲載し、それを誰かが買ってくれたらお店の売値で買うからといって。
(中略)
 ザッポスが行った実験からは、十分な数の顧客が靴を買う、あるいは買わないという、明快で定量的な結果が得られた。同時に、現実の顧客や提携先を観察する、彼らとやりとりをする、彼らから学ぶなどが行える位置に自らを置くことになった。定量的なテストには、このように定性的な学びを組み合わせる必要がある。スタートアップはおどろくほど小規模だったが、だからといってザッポスの大きなビジョンが実現しないことにはならない。その証拠としては、2009年にザッポスが電子商取引の巨人、アマゾン・ドット・コムに推定12億ドルで買収された事実があれば十分だろう。
(本書より)



【感想】

いや〜、非常に「面白い!」かつ「内容の濃い!」本です。本書は300ページ以上もあるボリュームのある本ですが、テンポよく読むことができます。それは、翻訳者である井口耕二さんの翻訳、そして文章力が大きいと思います。

井口耕二さんの訳書というと『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』や『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則』が思い起こされます。これらの本もボリュームのある本でしたが、テンポよく読むことができました。しかも内容が濃い本です。『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則』は、先に発表された『ビジネス書大賞2012』で『優秀翻訳ビジネス書賞』を受賞したことでもお分かりでしょう。

●ビジネス書大賞2012
http://biztai.jp/prize.html


今回は「第1部 ビジョン」を取り上げましたが、その中で印象に残ったのは「起業とはマネジメントである」という一文です。

「起業する」というと、どうしても「ハイリスク!ハイリターン!」というイメージが付きまといます。そして、不確実さゆえに「マネジメントできない!」という思いがあります。多くのベンチャー企業も「時代の寵児」となったものの、その後、環境の変化に対応できず、消滅してしまった企業も多くあります。特に、2000年頃の「ドットコムバブル時代」には多くの企業が華々しく登場しては消えていきました。

著者のエリック・リース氏もドットコムバブル時代に初めてスタートアップをさせ、そして失敗を経験したのでした。

 10年前、私もすいう人間で、自分にとって初めてのスタートアップを切りまわしていた。そのころのことで、いまもよく覚えている瞬間がある。この会社は倒産すると気づいた瞬間だ。会社を一緒に立ちあげた友だちも私も次に打つべき手に窮していた。ドットコムバブルが崩壊し、資金が底をついた。必死で資金調達を試みたが駄目。ふたりは雨降る道で言い争っていた−ハリウッド映画なら別れのシーンになりそうな情景だ。その場所からどちらに行くべきかにさえ合意できず、怒りを胸に、お互い背を向けて歩き去った。雨の中、何をすべきかもわからず別れた我々は、崩れていく会社の姿そのものだと言えた。
(中略)
 このアイデアはたしかによかったが、それでも、我々の前には失敗しかありえなかった。なぜならそのようなアイデアを核にすごい会社を作るために必要な方法論を知らなかったからだ。
(本書より)


しかしその後に著者はIMVUの共同創業者として、そして最高技術責任者として関わり、そして大成功をおさめるのでした。リーン・スタートアップは、日本の「トヨタ生産方式」を起源とした「リーン生産方式」をIMVUの活動の中で活用していきました。その意味では「リーン・スタートアップ方式は、生きた体験をもとに理論化された起業プロセス」と言えるでしょう。読んでいく中で「生きた体験が本の中に表れている」ような気がいたしました。

何度か「生きた体験を表した本には、言葉に力が宿っている!」と感じたことがあります。読者が「おもしろい!」と感じる本も、そのような本だと思います。それは、「言葉の力」によって読者に何かを感じさせるからでしょう。本書もそのような「言葉の力」を持っている本だと思います。

とはいえ、まだ第1部のみ!しかし、それだけでも【本書のポイント】に書き表した文章は、かなりのボリュームになってしまいました。「第2部、そして第3部の記事を書いたときの文章量はどのくらいになっているのだろう?」と思うと、少しゾっとしました(苦笑)

次回は、本書の核心にあたる「第2部 舵取り」について書きたいと思います。


【マインドマップ】

後日追記いたします。


【関連書籍】


小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密
  • ピーター・シムズ
  • 日経BP社
  • 1680円
Amazonで購入


リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

1)本書の内容
 はじめに
 第1部 ビジョン
  第1章 スタート
  第2章 定義
  第3章 学び
  第4章 実験
 第2部 舵取り
  第5章 始動
  第6章 構築・検証
  第7章 計測
  第8章 方向転換(あるいは辛抱)
 第3部 スピードアップ
  第9章 バッチサイズ
  第10章 成長
  第11章 順応
  第12章 イノベーション
  第13章 エピローグー無駄にするな
  第14章 活動に参加しよう

2)本書から学んだこと
 ・起業とはマネジメントである!
 ・スタートアップはとてつもなく不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織である!



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2012年05月10日

「微の集積」が「大きな力」に結び付いていく!『事務の仕事がムリなくミスなくはかどる本』(藤井美保代著)


事務の仕事がムリなくミスなくはかどる本 仕事を効率化する88の小さな工夫
  • 藤井美保代
  • 日本能率協会マネジメントセンター
  • 1575円
Amazonで購入


事務の仕事がムリなくミスなくはかどる本 仕事を効率化する88の小さな工夫を読んでみました。

キーワードは「微の集積」!「ちょっとした工夫が、たくさん集まった本」です。しかし、「“事務”というタイトルがついているけど、本当に“事務”に関する本なの?」と思うくらい、その工夫は幅広い視点から書かれております。そして、「ちょっとした工夫がたくさん集まると、それは大きな力となる」ということを感じさせてくれる内容となっております。

本書のご紹介に当たって、今回は、【本書のポイント】【感想】【マインドマップ】【関連書籍】の構成で書いていきたいと思います。
※マインドマップは後日追記いたします。


【本書のポイント】

本書のポイントを以下に記述します。


■「ちょっとひと工夫」の積み重ねを怠らない

 ダラダラしている人によく見られるのは、書類や荷物が乱雑に散乱しているデスクまわり。「あったら便利」という発想で物がどんどん増えていくので、いざというときに「あの資料どこだっけ?」「大切な書類が見つからない」と大騒ぎ。余計な探し物のせいで仕事が時間内に終わらなくても、「残業すればいいや」と開き直るパターンです。
 一方で、残業ゼロの人は、不要な残業もスパっと切る決断ができる人です。書類にしても「何が困るの?」の発想で捨てるように心がけているので、デスクまわりにはムダなものがなく、必要なものがすぐに取り出せる状態。定時になったら「ハイ、今日はここまで」と潔く切り上げ、必要であれば翌日以降の段取りを組み直して対応。残業ゼロの人には、能率を上げるための「ちょっとひと工夫」の積み重ねが見られます。
(本書より)



■ルーティンワークの中にこそムダ満載

 当たり前のようにやっている仕事でも、「この仕事は何のため?」「この業務は本当に必要?」「他にいいやり方はない?」と問いかけてみることが大切です。ムダを見つけたら、「不要なものは即やめる」、やめられない場合は「減らす」、もしくは「ムダのない別のやり方に変える」という順番で改善を試みます。
 この、「やめられないか」「減らせないか」「変えられないか」という視点でルーティンワークを見直すことで、仕事のムダを徹底的に減らすことができます。
(本書より)



■一人ひとりの「強み」を認め、相手に伝える

 相手の強みを認めて伝えることは、実際にはなかなかできていないように感じます。というのも、人は他人の長所よりも、欠点に目が向いてしまうものだからです。
(中略)
 相手の持ち味や強みをきちんと伝えてあげることは、じつはとても重要なことです。いま職場では、自分が役に立っている実感がもてない、つまり「自己効力感」を持てない人が増えています。前項でも述べたように、挨拶しても相手からの反応がない、日々のコミュニケーションも機能しないとなると、「私はこの職場にいてもいいのだろうか」と自信を喪失してしまいます。そこで「あなたにはこんなに素晴らしい面がある」と伝えてあげたら、そのひと言が大きな助けになるはずです。
(本書より)



■人間関係はコミュニケーションの質と量で決まる

 人間関係には、気が合う、合わないの相性もありますが、どれだけコミュニケーションを重ねているかによっても関係性は変わってきます。
良い人間関係を築くには相手を知ることが大切だと説くのはザイオンスの「熟知性の法則」です。この法則は、「人は知らない相手に対しては、冷淡で攻撃的で批判的」ですが、「相手との接触頻度が増えれば増えるほどその人に対して好意を持つようになり、相手の人間性を知ったときにより相手のことが好きになる」というものです。
 苦手な相手との関係構築には、この法則をぜひ活用したいもの。感情論は脇に置き、相手とのコミュニケーションを意識的に増やしてみるのです。言葉を交わす頻度が増えれば、仕事の話だけでなくお互いのプライベートに触れる機会もあるかもしれません。そうやって相手の人間性を知れば、攻撃的な態度も和らいでくるはずです。
(本書より)



【感想】

本書を読んで思ったことは「事務に限らず幅広い分野で有益なノウハウが書かれている」ということです。

本書の目次と概要を見てみましょう!
本書の「はじめに」に本書の目次と概要について書かれた箇所があるので、以下に掲載します。

●目次と概要
第1章 仕事がはかどるデスクの作り方

効率化の第一歩はデスクのまわりから。自分の気持ちがグンと前に向き、仕事がはかどるデスクまわりを作るコツについて解説します。

第2章 ミスなく、すばやくできる「メール・電話・FAX」のコツ
お客様とのコミュニケーションの手段である電話、FAX、メールについて、「間違えず」「待たせず」「感じよく対応する工夫をお伝えします。会社の評価を左右する大事な顧客接点の質を高めるのはちょっとしたコツを押さえることです。

第3章 段取り力を上げて、自分も周りもコントロールするコツ
主体的・自律的に周囲を巻き込み、仕事の効率化を図ることで、効果は何倍にもなることを実感できるはずです。周りに翻弄されるのではなく、自分と周りをうまくマネジメントできる仕事の組み立て方についてお伝えします。

第4章 私たちにできるコストダウン
明日からできるコストダウンの具体的な方法と、コストダウンを進める上でのツボ、急所について、事例を挙げながらお伝えします。

第5章 仕事をうまくいかせるコミュニケーションのコツ
コミュニケーションの知恵や、自分の周りに働きかけることで、連携良く仕事に取り組める方法を伝授します。
(本書より)


【本書のポイント】では「事務以外でも役立つノウハウ」という観点で本書からピックアップしましたが、このように「事務に限らず幅広い範囲で役立つノウハウ」が本書には集積しております。

第2章のタイトルを見ると、確かに「事務に関すること」のように感じるかもしれません。しかし、メールについてのノウハウである「24時間以内に返信。即答できない場合でも中間報告メールを」など、事務に限らず、お客様や職場の方々に対する必要な気遣いなどについても書かれております。

第3章の段取り力、第4章のコストダウン、第5章のコミュニケーションのそれぞれのノウハウは、事務に限らず、いろいろな場面で役立つノウハウです。

本書のコンセプトに「小さな工夫の積み重ね=微の集積」がありますが、本書を眺めて見ると、「あらゆるビジネスパーソンが自分で取り組むことができるちょっとした工夫で仕事をより効率的・効果的に行うことができるノウハウを、幅広い視点から書かれている本」と感じます(特に「コミュニケーション」は、事務に限らず多くの場面で役立つノウハウですよね)。

「事務ミスゼロ」の仕事術 とにかく簡単!ミスをとことん防ぐ50の小ワザ』を読んだときも感じたことですが、「小さなことながらも幅広い視点から自分が出来ることを積み重ねることで、それは大きな力になるんだろうなあ」と本書を読んで改めて思いました。

そういう意味では、
 ・気づいたことをメモに書く
 ・ちょっとした工夫をとりあえずやってみる

など、ちょっとした習慣って、とても大事なことですね。
「微の集積」が「大きな力」に結び付いていくのですから。


【マインドマップ】

※後日追記いたします。


【関連書籍】


「事務ミスゼロ」の仕事術 とにかく簡単!ミスをとことん防ぐ50の小ワザ
  • 藤井美保代
  • 日本能率協会マネジメントセンター
  • 1575円
Amazonで購入
書評


事務の仕事がムリなくミスなくはかどる本 仕事を効率化する88の小さな工夫

1)本書の内容
 第1章 仕事がはかどるデスクの作り方
 第2章 ミスなく、すばやくできる「メール・電話・FAX」のコツ
 第3章 段取り力を上げて、自分も周りもコントロールするコツ
 第4章 私たちにできるコストダウン
 第5章 仕事をうまくいかせるコミュニケーションのコツ

2)本書から学んだこと
 ・大事なことは、自ら出来る「ちょっとした工夫」の積み重ね!
 ・「微の集積」が「大きな力」につながる!



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